切り撮りLittle Garden

気に入った・気になった植物などの記録を、ざっくりと。機嫌のいい植物選びをしています。
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カイヅカイブキはイトスギじゃあ、ないけれど…

 カイヅカイブキ(貝塚伊吹、学名:Juniperus chinensis 'Kaizuka'、ヒノキ科ビャクシン属、小高木)というと、お手入れの悪い生垣を連想しがち(すみません…)だったのですが、表情のあるおもしろい木だなあ、と見直していたりします。

 近所の学校のカイヅカイブキ。とくに剪定はしていないようで、特徴的な巻き上がるような葉の動きがおもしろいです。
 別のところの列植などは、遠目に見ると、ゴッホのイトスギみたいに見えて、見惚れることがあります。
*イトスギ(糸杉、学名:Cupressus、ヒノキ科イトスギ属の総称)は、カイヅカイブキとは別物です。
カイズカイブキ

 近づいてみると、葉はシダ類の一種みたいに、肌理がきれいです。
カイヅカイブキ

 こんな、ころんとした実を、ぽろぽろ付けていたりもします。(これは去年の2月に撮影
カイヅカイブキ

 カイヅカイブキは数十年前に生垣として流行したそうで、植えてからの年数のせいか、幹が目立っていたり、暴れたり、枯れこんでいたり、巨大化しているものを目にすることが多いです。が、他の木と同じで手入れによっては、生垣もきれい。
…実例? …ご近所では、見かけてないかも………。検索すると、きれいなのがあるんですけど…。

*カイヅカイブキはイブキ(ビャクシン)の栽培品種で、カイヅカの語源については、大阪府貝塚という地名が関係しているという説もありますが、正確なところは不明のようです。
*果樹の産地などでは、赤星病を媒介するため、赤星病防止条例でビャクシン類の植栽規制があったりします。ビャクシン類といっても、コニファー名だとわからなかったりもしますが…。カイヅカイブキをはじめ、スカイロケットとかブルーパシフィックとか、いろいろ…。


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ボックリ探しをしてみたら…ドイツトウヒとアカエゾマツ

 しばらく前に拾っていた大きなマツボックリが家の中で乾いて種を落としていました(左の写真)。そこで何のボックリか、親捜しに行ってきました。結果、似た形だけど、大きさが違う右の写真のようなボックリを見つけました。大きいほうが家のと同じで10cm以上の長さです。…乾くと開いて、左の写真のようになります。
ドイツトウヒの種  ドイツトウヒとアカエゾマツの実

 どちらも例の公園のクリスマスにぴったりの木のボックリなのですが、名前に確信が持てない…しかも2種類なんだ…と思案していたところ、絶妙なタイミングで木に詳しいOさんが通りかかり、お尋ねしたら、あっさり、左の3本はオウシュウトウヒ(欧州唐檜、学名:Picea abies、別名:ドイツトウヒ、ヨーロッパトウヒ、ドイツマツ、マツ科トウヒ属、常緑針葉樹)、右の3本はアカエゾマツ(赤蝦夷松、学名:Picea glehnii、マツ科トウヒ属、常緑針葉樹)と判明…。1年以上わからないでいたんですが…。
ドイツトウヒとアカエゾマツ

 左がドイツトウヒ、右がアカエゾマツのボックリが木にぶら下がっているところをズームで撮ってみたもの…。ボックリは上のほうにかたまっていて、樹の下から見ると、思いのほか目立ちません。前日の強風のせいで、だいぶ落っこちたボックリを見つけて見上げたら見つけたのでした…。
ドイツトウヒの実  アカエゾマツの実

 幹も一応…。左がドイツトウヒ、右がアカエゾマツ…。あまり違いがわかりません…。アカエゾマツは「樹皮がエゾマツより赤みがかっているのでこの名がある」(wiki)そうですが、エゾマツの樹皮が…。
ドイツトウヒの幹  アカエゾマツの幹

 葉は少しわかりやすいかな…。左のドイツトウヒのほうが緑が濃くて、少し大柄…。枝が垂れがち…。アカエゾマツのほうが、葉が短く、かっちり立体的な感じがしました。…葉の色は季節によって多少変わるけど…。
ドイツトウヒの葉  アカエゾマツの葉

 ということで、ボックリのサイズの違い以外は、はっきりとした違いがわからない感じではあるのですが、いろんなマツボックリを拾ってきて、なんだかうれしいのでした…。
拾ってきたぼっくり達

 ドイツトウヒに葉もついているのは、折ってきたからではなく、実が大きいせいか枝の一部ごと飛ばされていたのでした。アカエゾマツには、そういうのはありませんでした。…違い…。

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きんきらきんな、コノテガシワの紅葉

 山の温泉の駐車場で、とっても紅葉したコノテガシワ(側柏、学名:Platycladus orientalis、ヒノキ科コノテガシワ属)を見かけました。

 近くに寄って見ると、日に映えて、まぶしいほど…。
コノテガシワの紅葉

 引きで見ると、黄土色っぽくて、そんなにきれいじゃないんですけどね…。ところどころに、緑の葉もあり、内側はかなり緑だったりします…。
コノテガシワの紅葉  コノテガシワの紅葉

 また近づいてみたら、割れた球果に、種が見えました。
コノテガシワの実

 このところ、連日晴れの天気予報なのですが、なぜか朝は雪景色なんですよね…。薄い雪が、日当たりのいいところでは昼ごろには、ほぼ融ける、ということの繰り返しだったりします。

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不思議な樹形の、台杉くん

 近所の造園屋さんの道路沿いの庭に、変わった樹形のスギ(杉、学名:Cryptomeria japonica、ヒノキ科スギ亜科スギ属、常緑針葉樹)の木があります。去年気が付いていて、尋ねたら、「京都の北山から来た台杉」と教えてくれました。去年は樹形を整えているということで、縛ってあったので、記事にしていませんでした。…確か…。記憶に自信がない今日この頃…w

 こんな仕立て方の杉の木です。2本あるのですが、それぞれ、1本の幹の途中から細い幹がたくさん出ています。高さは数メートルというところ。…私は8mくらいと思ったけど、家族は6mくらいだって…。
台杉

 上から、細い幹が出ているところを覗きたいところですが、ちょっと高いところに植えられているので、ズームで終了…。背景に松が入っちゃってます…。
台杉

 台杉とは、1本の杉から丸太を効率よく採るために室町時代ころに考えられた仕立て方だそうです。真っ直ぐな材木が、1本から1本だけでなく、たくさん採れるわけです。取り木と呼ばれる台の部分から、枝(立ち木)を垂直に何本も伸ばすというものです。シロスギと呼ばれる花粉の少ない、真っ直ぐに伸びやすい品種が使われているもよう。1度切っても、また枝を真っ直ぐに伸ばして、繰り返し、丸太を100年以上にわたって採ることができるみたい…。

 ざっと調べたら、そういうことがわかったわけで、なるほどと思ったけど、よくまあ、こんな樹形を考えて仕立てるものだなあ…。一人杉林…。

 現在では材木の需要は変化したわけですが、樹形がおもしろいので、庭園などで観賞用にも使われているそうです。

 実は、街のほうに、台杉が街路樹になっている通りを発見しており、その写真も載せたかったのですが、いつも「あ~~~~」と言っているうちに通り過ぎてしまうのでした…。

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クリスマスモードのモミの木くん

 クリスマスイブということで、何かないかと…。で、雪をかぶったモミの木にしてみました…。 

 雪がきれいに乗っかっています…。
モミの木

 一枝を縦に写してみたら、一人クリスマスツリー…。
モミの木

 ほんとは、大きな木です…w
モミの木

 ここは近所の公園…。写真は実は、今年の2月の大雪のときに撮ったもの…。そのときは時期はずれな感じで、記事にしてませんでした。(…今はね、雪が積もってるけど、風が強かったから、木の枝の雪は吹っ飛んでますw

 このへんには、モミの木が山にたくさんありますが、上の木は、公園に植えられたものと思われ、オウシュウトウヒ(欧州唐檜、学名:Picea abies、別名:ドイツトウヒ、ヨーロッパトウヒ、ドイツマツ、英名:Norway Spruce、マツ科トウヒ属、針葉樹)っていうんではないかと思います…。だけど、ヨーロッパモミとかドイツトウヒとか、いまひとつ、区別が分かってません…。

 モミの木より、葉の付き方が立体的で、形がいいです。
 雪がないと、こんな感じです…。
モミの木  モミの木

関連記事:
モミの木を知っていた?

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ヒバといっても、ヒノキくん…

 散歩コースの南の山には、小さな針葉樹がたくさん生えています。恥ずかしながら、しばらくなんだかわからなかったのですが、ヒノキ(檜、桧、学名:Chamaecyparis obtusa、ヒノキ科ヒノキ属、針葉樹)でした…。だって、ヒバ系って、区別ができないんですよね…。だから、カテゴリーをつくったんです…。

 暖かくなってきて、コケの緑も鮮やかに。そこに小さな、ヒノキがぴょこん…。このコケは、シラガゴケの一種だと思います。
ヒノキ

 針葉樹に疎い私は知らなかったのですが、ヒノキを見分けるのは簡単…。下は葉の表面と裏面ですが、裏面からみたときに、白い線(気孔溝)がYの字のように見えるのがヒノキ…。似たような木にサワラやアスナロなどがありますが、Y字じゃないんですよね…。
ヒノキの葉  ヒノキの葉

 こちらは1月に撮っていたヒノキの実と種です。実は秋には、できていたようです。
ヒノキの実  ヒノキの実

 地面には、シダと一緒に、ヒノキの小さい木がたくさんあります。それもそのはず、山のこの一角は、ヒノキの林なのでした…。どこから種が飛んできたんだろう?と、不思議に思っていた自分が不思議…。もっと、上を見て歩こう…。
ヒノキ  ヒノキ

 実はヒバとヒノキがよくわかってなかったのですが、wikiによると、「ヒバ」はヒノキやサワラの別名であり、かつ、アスナロヒノキの意味のこともあり、さらにヒノキ科の木には~ヒバという名前が多いということです。だから、単にヒバと言った場合は、どの意味で使っているのか、気を付けたいと思います…。


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アカマツボックリがあったとさ

 これは、去年7月に撮った、アカマツ(赤松、学名:Pinus densiflora、マツ科マツ属、常緑針葉樹)のマツボックリです。青くて、きれいです。マツボックリ、っていうのは、「『松陰嚢(まつふぐり)』が転訛した語」(wiki)ということで、オオイヌノフグリを知っている人なら、ご理解いただけるネーミング。気になる人は、松かさ、って、言ってもいいです…。

 きれいだから撮ったんだけれども、……なんか、変……?
マツボックリ

 冬になって、初詣などで松を見ていたら、天気に合わせてマツボックリが開いたり閉じたりしているのが気になりました。
 ある日のこと、あ~、天気がいいから、笠開いているんだ…。おっ? 間になんだか、ぺらぺらのものが?
 ということで、ひっぱってみたけど、うまく採れません。ならばと、一枚笠を開いてみると、入ってました、種でした。

 マツボックリ、途中までしっかり開いてます。間になにか、ぺらぺらが…。薄っぺらいの、わかるかな?
マツボックリ  マツボックリ

 取り出してみると種は、羽も含めて2cmというところ、ちょっとかわいいw おたまじゃくしっぽい?w 羽はかなり薄いです。ヤマガラくんがつついていたのは、これだったみたい。
 右の写真は、木の先ついた、来年用の小さなマツボックリ(木の中央から左よりの黄色っぽい実)。
アカマツの種  アカマツ

 松の木には、黒くなった古いマツボックリもついていたので、3世代同居?

 アカマツの種は、前年の11月くらいから飛び始めていたもよう。松の種を採るのは、マツボックリが開くのを待たないといけないから、大変?と思ったけど、盆栽やる人などは、秋のマツボックリがまだ全然開いていない時期に採ってきて、ビニールの袋に入れておくみたいです。

 そうすると、時期が来れば開いて種を落としてくれると…なあんだ。。

 追加画像、マツボックリとヤマガラくん…。
マツボックリとヤマガラ  マツボックリとヤマガラ

モミの木を知っていた?

 近所の山で目立つ針葉樹といったら、植林された杉、アカマツ、あとは、この木、モミ(樅、学名:Abies firma、マツ科モミ属の常緑針葉樹)です。

 左の幼木(10㎝ほど)は、トウゲシバみたいなサイズです。山のなかには、成長の各段階のモミがあちこちに…。もちろん20mくらいのも…。こんな葉で、全体の樹形は円錐形というには、ちょっと崩れているかも…。大きな木は、、うまく撮れませんでした…。他の木のなかにあって…。参照HPをご覧いただけると、いいかな…。
ウラジロモミ  モミ

 実は、引っ越してきてからずっと、下の写真のような、道にある、この植物の残骸?は、なんだろう?と思っていたのでした。この赤っぽい吹き溜まりは、モミの葉と分解したモミボックリと種、で構成されているもよう…。
 モミボックリは、マツボックリのようには樹上にとどまらず、ばらばらになって落ちるようです。手前にある羽つきのは、たぶん、、モミの種?
路上のモミ?  モミの残骸?

 モミの木って言ったら、ほら、あの、クリスマスに使う、あれでしょ?……みたいに馴染んでるようだったのに、木を知らない状態だったわけで…。

 これで、もやもや解消!と、思ったら、新たなもやもや…w

 日本のクリスマスツリーにはウラジロモミのほうが使われるそうなのですが、モミとウラジロモミの違いがわからない…。簡単な見分け方は、葉の裏が白い(2本の気孔帯が目立つ)のが、ウラジロモミ、ということですが、これが近所の木の葉の裏表…。…うーん、これは、気孔帯が目立つと言うのか、言わないのか…。
モミの葉  モミの葉

 葉の先が2つになって尖っているし、総合的?に、モミ、ということにしていますが、モミぼっくりの季節を待って観察を続けたいと思っています…。

 ウラジロモミとかモミが、ちょっと離れた園芸店で1.5mくらいだと、樹形もきれいでなんだけれど、1万円近くしてました…w …山の木の値段を見積もっちゃ、いけないよね…w

 なお、クリスマスツリーに使う木は、「…ヨーロッパでは、伝統的にヨーロッパモミ…。 現代では、…ドイツトウヒや、コーカサスモミ、ノーブルモミなども用いられる。
 …北米では、バルサムモミ、フラセリーモミ、グランディスモミ、ヨーロッパアカマツ、カナダトウヒ、コロラドトウヒ、アメリカトガサワラなどを用いることが多い。」(wiki)とのことです。


●モミとウラジロモミの違いを検索してまとめてみました…。
モミとウラジロモミの違い
モミウラジロモミ
モミ属で最も温暖地に分布
(北端は秋田県)
モミより寒冷な気候を好む
葉の裏が白(緑というサイトも)2本の白い線(気孔帯)が目立つ
若い木では葉先が二叉して尖る
葉がまっすぐにつく              葉がらせん状につく
球果は黄緑色球果は紫色
包鱗が種鱗からはみ出る包鱗が種鱗からはみ出ない
樹形がモミよりきれい?
モミよりクリスマスツリーに使う


参照HP:
森林・林業学習館 「樅」
このブログは…


小庭・借りてる畑・近所の山などで、植物に遊んでもらっている人の覚書…。2013年末より宮城県在住。間違えてたら、教えてね。
*リンクはフリーです。
*許可なく画像等を利用することは、お断り…。
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