5月中に、~ウツギと付く木を何種類か撮りました。肝心のウツギやヒメウツギは撮ってなかったりするわけですが…。
5月12日に撮ったミツバウツギ
(三葉空木、学名:Staphylea bumalda DC.、ミツバウツギ科ミツバウツギ属、落葉低木)です。日本全国で見られます。フジに絡まれていますが、きれいな花を咲かせていました。
5月14日に山で撮った
ツクバネウツギ(衝羽根空木、学名:Abelia spathulata、スイカズラ科ツクバネウツギ属、落葉低木)です。東北地方の太平洋側、関東地方および中部地方以西、四国ならびに九州の北西部に分布。山では小さな、この1本しか見つけられませんでした。花は白くて長さが3cmくらいあります。
実を付けたとき、5枚の大きな萼あるので、羽根付きの羽根のように見えるため、ツクバネウツギというそうです。
こちらは5月18日に、野草園で撮ったツクバネウツギ。左は少しピンクがかっており、右はもっとピンクが濃いもの…。ほかに黄色もあるそう。
野草園では50cm程度の低い生垣状にしていましたが、ツクバネウツギの樹高は2mほど。
なお、ツクバネウツギ属はアベリアなわけですが、街路樹等でおなじみのアベリア(Abelia)は「園芸的には、…中略…中国原産の Abelia chinensis(タイワンツクバネウツギの母種)と Abelia uniflora の交雑といわれている」(wiki)そうです。アベリアの別名は、ハナツクバネウツギあるいはハナゾノツクバネウツギ。
5月25日に撮った
バイカウツギ (梅花空木、学名:Philadelphus satsumi、アジサイ科バイカウツギ属、落葉低木)です。近所の学校の校庭に大きな木があり、とてもきれいです。花もいいですが、葉も明るめの色で、さわやかです。本州、四国、九州に分布するそうですが、別名がサツマウツギというのは、なぜでしょうね…。
バイカウツギは匂いが特徴だそう。なんとなく梅酒っぽさがある香りでした…。「匂いをかぐことによって酩酊したような気分になる人もいる」(wiki)そうですが、そううまくは行きませんでした…。
この時期、ドクウツギというのも咲いているらしいですが、見かけていません。
フジウツギとブッドレアは区別がよくわかっていない…。花はこの辺では、これからかな…。
Comment
ウツギと付く木は、元気な木が多いですよねw
たくさん花をつけるし。
そういう雰囲気も似ているから、
ウツギとついていたりもしているのでしょうね。
バイカウツギは見栄えがする花ですよね。
こちらでも、そろそろ終わりかな、やっと季節が追い付いてきたみたいですw
牧草地、っていう響きがいいですねw
刈り込まれたようなところと、木が茂っているところと、
景色にめりはりがあって、素敵かと。
ミツバウツギって見覚えがないです(そんなのばっかりw)
かわいいですね。
ウチは頂き物のサラサウツギが暴力的な勢いで成長中。
もう少しで咲きそう。
たくさん咲いていたので写そうと思っていたのですが、とうとう写さないうちに
終わってしまいそうです。
ウツギの仲間は挿し木が簡単で良く増えますが、我が家では山羊君にかじられる
ので牧草地内の木々は大きくなれません。