GWの始め(2日、3日)は、植物園に2日続けて行きました。同じ植物園です。2日行ったのは、もちろん気に入ったから…。
実質は、計4時間くらいなんですけどね…。 仙台市秋保大滝植物園というところ。大人200円、開園期間は4月から11月。開園は昭和55年、面積は5haです。主に山野草を見ることができます。
入口です。
屋根は修理中w 門の向こうには、青空と新緑…。植物園日和でした。

この植物園が気に入ったのは、時期がよかったせいもあると思いますが、植物が元気だったから。当たり前なようですが、植物園とか庭を見せているところで元気のない植物を見ると、さびしいものです。
動物園でも同じですけど…。 見ごろだったものをいくつか…。
クマガイソウ(熊谷草、学名:Cypripedium japonicum Thunb.、ラン科アツモリソウ属、多年草)は、大きな木の木陰になるところで、落ち葉の中で花盛り。

スイレン池には
ミツガシワ(三槲、学名:Menyanthes trifoliata、ミツガシワ科ミツガシワ属、一属一種の多年草)がいっぱい…。池を覗くとオタマジャクシもいっぱい…。ここにはモリアオガエルも棲んでいるもよう…。

木陰の
ラショウモンカズラ(羅生門葛、学名: Meehania urticifolia、シソ科ラショウモンカズラ属、多年草)も、居心地が良さそう…。

木の花もたくさん…。アズマシャクナゲやヤマツツジの群生があります。先日記事にしたシロヤシオなども…。

サトザクラも満開中。シロバナヤマフジもだいぶ咲いていました…。

こんな感じに、そのまま観光パンフレットが作れそうなくらい、手入れがよくて、見ごろのものがたくさんあったのでした。
この植物園が気に入ったポイントがあと3つあり、それは、
・名札が多かったこと。花にも木にも、しっかり名札。ゼンマイにも名札。
(山野草だと、何もないところに札だけ、ということがあったりしますが、そういうことはなかったです。) ・植物に手が届くこと。ちゃんと近づいて観察したり写真が撮れました。
・(
小声で)こんなにきれいなのに、人があまりいないこと。
動物はいました…。←
近くに秋保温泉があるので、人出が多いのは夏なのかも…。 ということで、植物が心地よく見えたし、行った自分も心地よく過ごせたのでした。
2日目は植物園のおまつりだったので、竹細工に幼木を植えたり、野点を楽しんだり、炭焼き小屋を見たり…。見落とした植物を見たり…。家族にも好評な植物園でした…。…道が狭すぎるとか、急すぎるとか、空間が広すぎるという感じがなくて、歩くのも楽しかったみたい…。 以下はその他の写真から。左は休憩所。ここもぴかぴか。右は園内の風景…。

左は「すだれ滝」。下に降りることはできませんが、植物園は県立自然公園二口峡谷内にあり、その一端が見られます。近所には秋保大滝もあります。右は、植物園内ではないですが、近くにあった「めがね橋」。たまたま昔のドラマで見かけ、付近にコケがたくさん生えていたので行ってみたかったのでした。今は使われていない橋で、残念ながら降り口は見つからず…。
以上、長くてごめんね。