これは、去年7月に撮った、
アカマツ(赤松、学名:Pinus densiflora、マツ科マツ属、常緑針葉樹)のマツボックリです。青くて、きれいです。マツボックリ、っていうのは、「『松陰嚢(まつふぐり)』が転訛した語」(wiki)ということで、オオイヌノフグリを知っている人なら、ご理解いただけるネーミング。気になる人は、松かさ、って、言ってもいいです…。
きれいだから撮ったんだけれども、……なんか、変……?

冬になって、初詣などで松を見ていたら、天気に合わせてマツボックリが開いたり閉じたりしているのが気になりました。
ある日のこと、あ~、天気がいいから、笠開いているんだ…。おっ? 間になんだか、ぺらぺらのものが?
ということで、ひっぱってみたけど、うまく採れません。ならばと、一枚笠を開いてみると、入ってました、種でした。
マツボックリ、途中までしっかり開いてます。間になにか、ぺらぺらが…。薄っぺらいの、わかるかな?

取り出してみると種は、羽も含めて2cmというところ、ちょっとかわいいw おたまじゃくしっぽい?w 羽はかなり薄いです。ヤマガラくんがつついていたのは、これだったみたい。
右の写真は、木の先ついた、来年用の小さなマツボックリ(木の中央から左よりの黄色っぽい実)。

松の木には、黒くなった古いマツボックリもついていたので、3世代同居?
アカマツの種は、前年の11月くらいから飛び始めていたもよう。松の種を採るのは、マツボックリが開くのを待たないといけないから、大変?と思ったけど、盆栽やる人などは、秋のマツボックリがまだ全然開いていない時期に採ってきて、ビニールの袋に入れておくみたいです。
そうすると、時期が来れば開いて種を落としてくれると…なあんだ。。
追加画像、マツボックリとヤマガラくん…。