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切り撮りLittle Garden

気に入った・気になった植物などの記録を、ざっくりと。機嫌のいい植物選びをしています。
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フジバカマではないけれど…ヒヨドリバナ

 先日来、フジバカマの写真を撮っていたはずだったのですが、これまでフジバカマ(藤袴、学名:Eupatorium japonicum、英名:Joe-Pye weed、Thoroughwort、キク科ヒヨドリバナ属)だと思っていたものが、そうではないということが判明しました。なんだったかというと、たぶんヒヨドリバナ(鵯花、学名:Eupatorium makinoi、英名:Boneset、キク科ヒヨドリバナ属)の色つきバージョンかな?ということになります。
 なにしろ、ここ北東北にはフジバカマは自生していませんし、私がフジバカマだと思ったお花は葉が3裂するというフジバカマの特徴ももっていませんでした。

ヒヨドリバナ(色つき)  ヒヨドリバナ(色つき)  ヒヨドリバナ(色つき)

ヒヨドリバナ(白)  ヒヨドリバナ(白)  ヒヨドリバナ(白)

 ヒヨドリバナという花は、これまで気にしたことがなかったのですが、今日の散歩で白いヒヨドリバナの大株を見つけ、これはこれで、なかなかきれいなものだなぁ、と見とれてしまいました。花色が白いと、フジバカマと誤る可能性はほとんどないと思いますが、別の空き地には白と色つきのヒヨドリバナが、1mおきくらいに何株かあり、どうしてそうなっているのかと、首をかしげてしまいました。

 近くの山にも、色つきヒヨドリバナが、ときどき咲いてます。
 フジバカマではないかもしれませんが、蝶や蜂がよく寄っていて、顔を近づけるとほのかな香りがします。

サワフジバカマとかサワヒヨドリ、フジバカマの白花などもあるようなので、今後、もっと気を付けてみてきたいと思います。ざっくり、できません…。

ノシメトンボとクロヒカゲ

 ついに?トンボにも手を出してしまいました。この時期蝶を探しに行くと、トンボもたくさんいます。でも、トンボのほうがすばやいので、あまり撮れない可能性大です。
 ノシメトンボです。コノシメトンボとよく似ているのですが、大きさのほか、胸の模様がちょっと違っているようで、そこからノシメトンボとしました。
 じっと見てたら、トンボが横目でうさん臭そうに見返してきました。どうも蝶は女の子っぽいですが、トンボの顔はおじさんぽいような気がしています。

ノシメトンボ  ノシメトンボ  ノシメトンボ

 こちらは クロヒカゲだと思います。もっといい背景のところにいてくれたら、、と思ったのですが、前に会ったときも、やっぱりボロボロのクズの波の端っこにいたので、、撮っておきました。

クロヒカゲ  クロヒカゲ

 この翅の模様は、好みが分かれるところですが、光の当たり具合でかなりきれいに見えます。それに、クロヒカゲは、顔はお姉さん系です。ちゃんと撮れてるはず、だったのですが、撮れてませんでした…。

唱えてみちゃうストレプトカーパス サクソルム

 常備?のストレプトカーパス サクソルム(学名:Streptocarpus saxorum、イワタバコ科常緑多年草)です。名前を覚えたての頃は、なんだか楽しくて、日に何度か唱えていました(笑)。
 常備しているのは、手間がかからず長く咲いてくれる、いつも機嫌のいいお花だから。繊細な見かけですが、わりと丈夫で、温度がある間は外置きでよく、病虫害も少なく、次々咲きます。

下の鉢は春先から東側の地面に置いていたものですが、撮影用に水をかけて、ちょっと汚れを落としました(笑)。こちらは3週間ほど雨続きで気温は27度くらいの天気が続いていました。ストレプトカーパスは雨ざらしでしたが、いたって元気です

ストレプトカーパス サクソルム  ストレプトカーパス サクソルム  ストレプトカーパス サクソルム鉢植え

 注意するのは、水がかかった状態で強い光にあたると、葉焼けすることがあること。また、あまりに湿気て暑い環境だと弱ります。そこで、軒下などに地植えしたり、鉢植えにしておいて、真夏など痛みそうなときは軒下に避難させたりしています。土は普通の土でも大丈夫です。肥料はマグァンプや液肥を適宜やっています。

 挿し木がとても簡単なので、伸びた枝を切ったついでに挿しておくと、気軽に使えて便利です。古くなった株をキープするより、挿し木苗何本かで鉢を作るほうが、早く形よく作れます。
 冬は室内ですが、普通の暖房をした明るい窓辺なら冬でもぽつぽつ咲きます。日光不足や肥料不足で緑が薄くなりますが、それなりにきれいに見えます。

 ストレプトカーパスにはサクソルムのほかにも花色が違うものや茎が短いタイプなど種類がありますが、サクソルムの透明感のある青紫色の花、花のサイズ、肉厚の葉っぱの様子などが気に入っています。

ヘアリーベッチ、撒いてみてます

 もう3週間ほども雨の日ばかり(たまに曇り)で、ちょっと目を離すと雑草が伸びてる庭ですが、一部、自称果樹園(果樹4本だけw)部分は草取りいらずです。それは、試しに緑肥作物のヘアリーベッチ(学名:Vicia villosa Roth、英名:hairy vetch、和名:ビロードクサフジ/ナヨクサフジ、マメ科一年草)の種を撒いているからです。そこはもう、ワラでおおわれているみたいな状態です。

ヘアリーベッチの花  ヘアリーベッチの種はこれを買いました。

 もともと、なんちゃって果樹園は砂利敷きだったところなので、土をよくする、緑を増やす、虫を呼ぶ、草を抑える、と、欲張りな理由で撒いた種なのですが、今年みたいに雨続きだと、余計に助かります。

ヘアリーベッチ(5月初旬)  ヘアリーベッチ(6月初旬)  ヘアリーベッチ(7月中旬)

ヘアリーベッチ(8月中旬)  ヘアリーベッチ(9月初旬)  ヘアリーベッチ(9月初旬)

 最初に種を撒いたのは去年の春。種はばらまくだけで大丈夫ということですが、一応、少し土かけました。すぐに地表を緑が覆い、初夏にはきれいな赤紫の花が咲いて、蜂が楽しそうにぶんぶん飛び交いました。梅雨開けころには枯れてきて、地表は枯草状態のヘアリーベッチでおおわれたので、草がほとんど生えてきませんでした。この効果がほぼ秋まで続き、マメ科なので、すき込んで、窒素分を供給できるというわけです。
 翌年(今春)はこぼれ種と撒き足した種でまた緑に。(去年の種が余ってたし。)種は秋まきもできます。耐寒性は強、です。

備考:上の写真は去年です。4/25に種まき。北東北。(量は、、、ちょっと撒き過ぎたかも…)
家の庭には狭いのにライ麦やらヒマワリやらクローバーやら撒きまくったので、一見汚らしげ!ですが、、、雑草抑制効果は確かだと思います。

 難点は……普通の果樹園なら問題ないところですが、うちのなんちゃって果樹園だと、果樹に絡みすぎるところ……。けっこう80cm位まで伸びます。

ブラックレースフラワー

 こぼれ種のブラックレースフラワー(学名:Daucus carota var.sativus 'Black Knight' 、セリ科、耐寒性一・二年草)が、咲きだしました。
 去年、同じ位置に苗を植え、今年は種を別な場所に撒いたのですが、そちらはまだ咲かず、定位置?で先に咲きだしたようです。

ブラックレースフラワー(花)  ブラックレースフラワー(蕾)  ブラックレースフラワー

 大きくなりすぎて困っている?という方もいるようですが、うちでは小さくて、、、ちょっとさびしいかも、、です。50cmほどの高さで、やせてますね。レース糸、固い? なにせ、放任…。でも、咲いたから、いいかな…。

 セリ科の花って、みんなレースみたいできれいですよね。虫もよく集まってます。ということで、ついでにセリとパセリ(枯れかけ?)の花です。みんな耐寒性抜群。

セリの花  パセリの花(枯れかけ?)

まだまだ元気なビオラくん

 まだ梅雨明けせず、最高気温も30度未満の日が続いています。
 庭には春にこぼした?種のビオラ(学名:学名Petunia x hybrida、スミレ科スミレ属、一年草)が元気に咲いています。
 昨日行ったお店の店頭には、まだビオラの鉢が植え替えられもせず飾られてました。
 ま、まだきれいだから、ね! 南西の日があまりあたらないところみたいでした。どれくらいまで長持ちするのか、興味がわきます。

秋まで咲き続けたら、、、そのまま生きのびちゃったりするのか???

 なお、暑そうなところは、ミニヒマワリになっていました。

ビオラ(こぼし種?)  ビオラ  ビオラ

夏越ししてね、プリムラ シネンシス

 プリムラ シネンシス(学名:Primula sinensis、英名:Chinese primrose、サクラソウ科サクラソウ属、常緑多年草)が、ぽつぽつ咲いています。
 これは今年の春先に買ったもので、春の満開の時期にはもっと大きな花穂でした。
 この花はこれまでなんどか購入してますが、残念ながら夏越しできたことがありません。
 南関東で地植えで長期間咲かせ、しかも毎年どんどん株を増やしているおうちがあったので、ここ北東北でうまくいかないはずはないと思うのですが、去年はだめでした。クローバーと同じ鉢にしてたからかな…。 今年は今のところ順調みたいです。種も採ったので、撒いてみるかも…。

プリムラシネンシス  プリムラシネンシス  プリムラシネンシス(葉)

慰めは、以前は鉢花で売られてたのが、最近はポット苗で比較的安く入手できるようになったこと。だいたいの花が最初は高い鉢花で、どんどん小さいポット苗にと移っていきますよね。だから、新しい花が出てもちょっと待ってしまう…。

 プリムラの仲間は、マラコイデスの白がいいかな、というくらいなのですが、このプリムラシネンシスは大のお気に入りです。花色、葉色、質感の全体が好きです。葉は肉厚で毛があり、ユキノシタみたいで、くすんだ黄緑から深緑まで色の変化があり、葉裏は赤みを帯びていてきれいです。暑さに弱いほかは病虫害もこれといってありません。

ピンクがかった雲南桜草とかもありますが、白の美しさには及ばないのではと、ごくごく個人的に思ってます。

 明るい日陰くらいのところで蒸れないように、今年は夏越し、成功しますように。

あ、ここだと冬越しも大変になっちゃうのかな???……夏を越してから考えよう。

セイヨウニンジンボクが越冬、開花中

 まだ30度になった日というのがほとんどないので、夏気分にならない今日この頃ですが、、ですよね。

 北東北に引っ越してきて、戸外越冬では耐寒性の問題上植えられない植物があります。オリーブとか、ね。あと、葉色も花もいいベニバナトキワマンサクも、ぎりぎりか、無理と園芸店の人がいってました。
 セイヨウニンジンボク(西洋人参木、学名:Vitex agnus-castus、シソ科ハマゴウ属の落葉低木)は、「無理」と言われたけど、だめもとで植えてみたら、意外に大丈夫で、この時期、1mちょっとに伸び咲いてます。(今回限りかも……南関東では2m以上になってました。日当たり好きです。蝶もよく来ます。

セイヨウニンジンボクの花  セイヨウニンジンボク  セイヨウニンジンボクの葉

 例によって花色が好きということもありますが(白花種もあります)、セイヨウニンジンボクは暑い間伸びては咲きという木で、ちょっと薬臭くて、病虫害知らずな、私の好きな手間いらずな木です。小花の集合体というのも好きですね。葉の裏が白くて、そこもいいところ。花は黒い実になりますが、切ったほうが次の花が咲きやすいので、うちでは切っています。

 涼しげな葉っぱ(これがチョウセンニンジンに似ているそうな)は寒さにあたるとちりちりになるので、秋にはすっかり切り戻すというか、地上20cm位(ここはお好みで)でばっさり切ってしまいます。そうすると、翌春遅く、芽吹いてきます。
 黒い種を撒いても増やせるそうですが、挿し木が簡単です。

 今回越冬がうまくいったのは、セイヨウニンジンボクが冬の間は根雪の下でうまく保温されていて、春は芽が出るのが遅いため寒風にあたらなかったからかな?と思っています。

-5℃くらいまでOKということですが、そんなもんじゃあないものね……。へたすると、室内-5℃という日だってあった冬の我が家、隙間風スースー…。

白いマリーゴールド、キリマンジャロ

 天気が悪いので、ラベル・種袋整理用の記事にします。
 ざっくり庭の管理をしたいと思っているので、土壌中の虫であるところのセンチュウに効くというマリーゴールド(学名:Tagetes、英名: marigolds、別名:万寿菊、原産国:メキシコ、キク科コウオウソウ属の一年草)を植えたい気持ちがあります。しかし、花色が気に入りません……と思っていたので、去年は白いキリマンジャロ(学名:Tagetes erecta)という品種を撒いてみました。

種だと、いっぱい植えるなら、割安だし。でも、、、なんだか、ちょっと、きれいさが物足りない…。写真の撮り方も気乗り薄だったかも…。

キリマンジャロ(8月)  キリマンジャロ(アップ)  キリマンジャロ(7月)

キリマンジャロ(芽)  キリマンジャロ(苗)  キリマンジャロ(7月)

 マリーゴールドでも通常のサイズのものはフレンチマリーゴールド、大型のものはアフリカンマリーゴールドといいますが、キリマンジャロはアフリカンマリーゴールドなので背丈が50cmくらいになりました。育ててみると、その背丈と茎の柔らかさ?のせいで、けっこう雨風に弱く、倒れたり曲がったりします。ということで、花姿が乱れやすく、ざっくり好きにはいまいちでした。
 小型のフレンチマリーゴールドの白花というのがないようなので、仕方ないですね。あとは、一重のレモンイエロー系に走るか、アフリカンマリーゴールドでもキリマンジャロよりは少し小型で形がきれいらしいバニラという品種にしてみるか………。
 おすすめがありましたら、教えてくださいませ。

 今年は黄色のマリーゴールドを3つだけ、自称菜園に植えてみていますが、ここ3週間くらい、ほとんど雨、数日は土砂降り続きということで、なんだか、立ち枯れそうな感じです。
 マリーゴールドは、丈夫なお花といわれますが、が続くと、突然やせほそったりしませんか? 天気が回復すると、小さくなった茎から芽を出して来たりしますが…。今年は3つしかないんだから、枯れないでね。

備考:国華園の種、発芽適温:20~25度、撒き時:4~7月、開花:6~10月、草丈:45cm、株間:20~35cm
本葉7~8枚で定植、花が少なくなったら切り戻して施肥、適宜追肥
我が家:5/21種まき、5/23発芽開始、6/9定植、8/23頃満開(北東北)

コミスジとヘリグロチャバネセセリ

 一週間くらい前に散歩道で撮った、コミスジと、ヘリグロチャバネセセリです。

 もっといい背景だといいなとか、名前がはっきりわからないな、ということで、アップしないでいました。
 コミスジは、ホシミスジ、ミスジチョウという蝶とよく似ています。ヘリグロチャバネセセリは、スジグロチャバネセセリというのに似ています。
 ということで、リンクさせていただいた「蝶の図鑑」さんなどのサイトを参考に、名前を決める?のとかに時間がかかってしまいました。

コミスジ  ヘリグロチャバネセセリ

 セセリチョウは目がつぶらで、近眼の私にぴったり。近づいても逃げないのもいいです。遠目の印象とは別のぬいぐるみ系の顔に笑みがこぼれます(複眼だっていいよね)。大きくしてみてくださいね。

2013/08/12 コミスジの横顔写真が採れたので追加。

コミスジ
 
このブログは…


小庭・借りてる畑・近所の山などで、植物に遊んでもらっている人の覚書…。2013年末より宮城県在住。間違えてたら、教えてね。
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*許可なく画像等を利用することは、お断り…。
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