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切り撮りLittle Garden

気に入った・気になった植物などの記録を、ざっくりと。機嫌のいい植物選びをしています。
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ショウジョウバカマは強かった、です…

*投稿の仕方、間違ってしまっていて、すみませんでした!!!

 山の川沿いの、ショウジョウバカマ(猩々袴、学名:Heloniopsis orientalis、ユリ科ショウジョウバカマ属、常緑多年草)に蕾がついていました。
 山散歩するようになって、いろいろな場所のショウジョウバカマを見、つくづくショウジョウバカマって、強いな、、と。
 艶のある葉で、耐寒性も耐陰性もある、いい観葉とも考えられる、と、どなたかが言っていたのを思い出しました。もちろん、春のお花もきれいです。

 苔むした木の幹でも、傾いていても、蕾をつけます。
ショウジョウバカマ

 土があれば、垂直だって、気にしません。
ショウジョウバカマ

 だって、鍛え方が違います…。(約1週間前、上流で撮影…。)
ショウジョウバカマ

関連記事:
ショウジョウバカマの小さな子

ユズリハは常緑樹なんだけど

 昨日と似たような絵柄ですが、冬に目につく木の一つ、ユズリハ(楪、交譲木または譲葉、学名: Daphniphyllum macropodum、ユズリハ科ユズリハ属、常緑高木)です。広葉樹の緑がうれしいのは、寒い地方だから?w

 ユズリハというと、この姿が印象的。だらりとした葉と赤い葉柄…。垂れててもいいさ、緑なら…がんばれよ!みたいなw 葉がらせん形についています。なぜか、ほかの季節にユズリハに気が付いたことがありません…。葉がしゃっきりしているときも、あるはずなのに…。
ユズリハ

 左は12月の神社のユズリハ、右は1月下旬のお寺のユズリハ。ちょっと樹齢が違いそうですが、そのせいか、お寺のユズリハの元気さが目立ってw 枝が多くて葉が込み合い、垂れる隙がないみたい…。
ユズリハ  ユズリハ

 ユズリハは高木ですが、雪に負けない低い樹形のエゾユズリハというのもあり、上の写真の木は根元から多く枝分かれしているし、エゾユズリハではないかと。

 ユズリハの名前は、春に新しい葉が出ると、前年の葉が落ちることからだそうですが、その世代交代の時期を、今年は見逃さないようにしたいです。

 一斉に葉を変える常緑樹って、なんだか面白いです。常緑樹も葉を更新しているというのは、頭では分かっているけれど、どうも同じ葉がずっと付いている感があって…。他の常緑樹の葉は、どんなふうに入れ替わっているのやら…。

シャクナゲの裏っ側

 シャクナゲ(石楠花)とシャクヤク(芍薬)と、よく言い間違える私ですが、お寺のシャクナゲ(石楠花、石南花、ツツジ科ツツジ属、常緑低木または高木)の葉の裏が、気持ちいいので、ご紹介。

 だいぶ、蕾が大きくなってます。ぴかぴかした葉が、かっこいいです。白いもやもやも、あるしw 茎も、もやもやw この葉が、実は大好きですw 半球状に樹形が整っていると、花がなくても、きれいだと思います。
シャクナゲ  シャクナゲ

 一見おしゃれな白い毛がちらちらしている格調高い表ですが、葉を裏から見ると、ラクダ色の下着?w ふかふかでフェルトみたいです。暖かそう。
シャクナゲ  シャクナゲ

 一方、こちらのシャクナゲは、表はすべすべで、裏を見ても、ラクダを着ていません…。
シャクナゲ  シャクナゲ

 種類によって、毛の有り無し、濃い薄いがあるようで、もともと日本の山に自生している日本シャクナゲ(和シャク)は葉裏に毛があるけれど、欧米で品種改良されたセイヨウシャナゲ(洋シャク、ロードデンドロン)には、ないのだそうです。日本シャクナゲでも、ケナシハクサンシャクナゲなど、たまには無毛のものもあるようですが…。
 以前、黄色いセイヨウシャクナゲの苗を買い、だんだん毛深くなるのかな?と思っていたものでした…。

 どうも、暑さに弱い、西日が嫌い、と育てにくい感じもしますが、セイヨウシャクナゲなら関東の平野部でも、たくさん植えてあるところを見かけたし、再挑戦してもいいかも…。…ここなら、日本シャクナゲでも、大丈夫みたいだし…。

活発なナナホシテントウ

 山の南側の畑の斜面で、オオイヌノフグリの写真を撮っていたら、ナナホシテントウが、そこここで、忙しそうに動き回っていました。鮮やかな赤が、ぴかぴかしていて、まぶしい…きれいだな…。

 ちょこちょこ動くので、うまく撮れません…(テントウムシのせい…)。ここはハコベやオオイヌノフグリ、ノボロギクなど、草の斜面ですが、10㎝ごとにテントウムシがいるんじゃないかというくらい、たくさんおりました…。
ナナホシテントウ

 草から落ちてひっくりかえってみたり、いちゃついてみたり? とにかく落ち着きがないんですよね…。アブラムシ、いないみたいな気がするけど…。
ナナホシテントウ  ナナホシテントウ
 
 ナナホシテントウは「成虫は集団で冬眠する。…小さな集団で草の根元などに潜る。ただし温暖な地域では一部個体が活動することが知られている」(wiki)ということなのですが、ここのテントウムシは、眠らなかったのか、起きたところなのか?

 と、思っていたら、ナナホシテントウは冬眠というより、低温で活動が不活発になるだけと書いてあるサイトもあり、ちょっと天気がよかったから、活発になってみたのかな? 隣の田んぼには、氷が張っているけれど…。

セイタカくんは、綿帽子

 一週間くらい前に撮りました。冬の田んぼの端や野原の、セイタカアワダチソウ(背高泡立草、学名:Solidago canadensis var. scabra または Solidago altissima、キク科アキノキリンソウ属、多年草)の姿は、綿毛で膨れて、ぼんやりした輪郭が、さびしい、おばけのようでもありますが、なんだか、ほのぼの感も…。

 ほ~ら、暖かいとんがり帽みたいでもあるでしょう?w
セイタカアワダチソウ

 綿毛の先には1mmくらいの種がついているわけですが、それが飛んだあとには、飾りのようなガクが残り、くっきりした輪郭を取り戻してほっとしているよう…。
セイタカアワダチソウ  セイタカアワダチソウ

 お役目、ご苦労さまでした…。

関連記事:
セイタカアワダチソウ

丸まっちゃったノキシノブ

 木にくっついている、ノキシノブ(軒忍、学名:Lepisorus thunbergianus、英名:weeping fern、ウラボシ科ノキシノブ属、常緑多年草)を見つけました。名前は「軒下などにも生え、シノブのように着生することから」(wiki)だそうです。茅葺き屋根は見かけませんが、庭木や石垣などにもつくので、あちこちで見られるシダみたいです。

 杉林の中だったのですが、ついていたのは落葉樹。長いものは30cm近くあります。右のほうに短いのも出ています。ノキシノブは、茎から細長い葉が出ているシダなのですが、乾燥状態で、チューブみたいに葉が丸まっています。…厚めのしっかりした葉です…。
ノキシノブ

 こんな感じで、エアープランツみたい? ブルーグレイな人…。右は後日、葉の丸まり方を確認に行ったときのもの…。雪が降り湿気ったせいか、葉が部分的に開いていました。胞子嚢がある裏が、内側になっています…。
ノキシノブ  ノキシノブ

 その後、神社の御神木についていたノキシノブも発見。木はアラカシ。気にし出すと、目に付くものです…。あまり長いものはなく、高いところには15cmくらいの葉がたくさんついていました。それほど丸まってなくて、ふにゅふにゅ…。

 次は、葉がふつうの状態のときに、見たいです。

 ノキシノブには、ヒメノキシノブ、ミヤマノキシノブといった仲間がいますが、ノキシノブと判断するには、こちらのHPを参考にさせていただきました。(葉の先が尖っている、胞子嚢の付き方、葉の出方など、です。)
→大阪南部の自然 シダ植物 ノキシノブの仲間

スーパーアリッサムが欲しい…かも

 年末に街の銀行に行ったら、周りの花壇にアリッサム(和名:ニワナズナ、学名:Lobularia maritima、英名:Sweet alyssum、多年草)が植えられていました。これはスーパーアリッサムのフロスティーナイト…。
 先日、また行ったら、一回り大きくなったように見えました…。

 とっくにご存知とは思いますが、ちょっと調べてみたところ、スーパーアリッサム(スノープリンセス)は2009年ごろ発売された宿根性の、アリッサムの栄養系品種。フロスティーナイトは斑入り葉の品種で2011年ごろから出回っているもよう…。←ここ数年、新品種とは疎遠?だったので、私は気づかず…なんとなく、気配は感じてた…?w
スーパーアリッサム

 この時期、さすがに花は少ないですが、葉だけでもきれいです。明るく見えて、いいですよね。
スーパーアリッサム  スーパーアリッサム

 アリッサムは半耐寒性ですし、夏の暑さにも弱いので、一年草扱いされる多年草ですが、スーパーアリッサムは暑さにも寒さにも強めで年中咲くらしいです。普通のアリッサムより生育旺盛で、ちょっと大き目に見えたりします。ときどき、関東で普通のアリッサムでも野生化しているようなところを見かけましたが、たまたま環境が合っていたためなのでしょう…。

 アリッサムは小さくていい、とも思うけど、いつもきれいな花は、やっぱり便利なので、店で見かけたら、手が出そうと思う今日この頃。特に、斑入りなら…。高いみたいだけど…。長く咲くみたいだし…。サフィニアみたいに1つだけでもあると、いいですよね…。(だって栄養系…。)肥料食いみたいですが…。ほかの花とも合わせやすいし、大株になるから単植でも、様になる…。結果、割安?…。

 もう1つ欲しそうなのが、実物を見たことがないのですが、ベロニカ オックスフォードブルーとかミッフィーブルートというもので、どうも色の濃いオオイヌノフグリと斑入りのオオイヌノフグリみたいに見えます…。クワガタソウ属だからベロニカですし…。…実物を見たいものだ…。

 お? ここで、思いつき。ヘクソカズラ(学名: Paederia scandens)は、ペデリアと呼ぶといいのかも…、語源はともかく…。

 ←スーパーアリッサムの商品情報です。

越冬中のキタキチョウ

 越冬中の、キタキチョウに出会いました。心の準備ができていなくて、ちょっと茫然…。何しろ、雪が降った翌日、今季、最低気温の日だったので…。

 場所は山の北西斜面の杉林の裾野近く。一本の杉の木の陰に、とまっていました。越冬中は触角は翅に畳み込んでいるそうで、この蝶も触角は見えません。ちょっと、肩をすくめているみたい?
 まったく、動く気配はございません…。…それでも、きれいに撮れない私が情けない…。
キタキチョウ

 真冬だというのに、鮮やかな翅の色で、けっこう目立っています。杉の木の風の当たらないほう(右のほう)にいますが、わかりますよね? なにしろ、下は雪…。振り向けば、右の画像のような光景…。(画像はクリックで拡大します。)
キタキチョウ  杉林

 キタキチョウは成虫で越冬するそうですが、検索してみると、草の陰とか、暖かそうな雰囲気のところにいるような気がして、ここでいいのかな? 春まで、ここにいるのかな? と、ちょっと心配…。キチョウは、日本では秋田・岩手以南に分布ということで、もっと寒いところでも、越冬している模様。。

 こうしてみると、植物も昆虫も、人間より、ずいぶん厳しい環境で生きているものだと、なんだか頭が下がる思い…。

踊るボタンヅルの種

 山で見つけた、ボタンヅル(牡丹蔓、学名:Clematis apiifolia、キンポウゲ科センニンソウ属、落葉つる性半低木)の種がきれいで、ためつすがめつしてしまいました。

 試しに測ってみたら、種1つは、全長3.3cmくらい(種本体6mm、毛が2.7cm)でした。

 種についている毛は、長い振袖とかリボンみたいに種に操られる飾りのよう…。
ボタンヅルの種

 白く、細く、ゆるくしなっています。これも仙人のヒゲの一種?w
ボタンヅルの種

 ほら、シンクロして、星形の種が踊っているように、見えませんか?w
ボタンヅルの種

 センニンソウ属のセンニンソウも同じような種をつけるようですが、種自体の形がこれほど細くないかな?ということで、ボタンヅルだろうと考えました。コバノボタンヅルは、、このへんにはないはず…w 実のところ、花や葉を見ないと、わかりませぬ…w

 センニンソウ属は、クレマチスですから、種も似ていますね。

フウロソウじゃなくてフロウソウ

 昨日はマンネングサ属(セダム)でしたが、今日は、フロウソウ(不老草、学名:Climacium dendroides (Head W.) Web. et Mohr、コウヤノマンネングサ科)かな? と思うコケです…。

 コケ図鑑を買ったとき、コウヤノマンネンゴケの写真を見て、これならすぐわかるw と思ったものでしたが、いざとなると、フジノマンネンゴケとか、フロウソウとかコウヤノマンネングサ科のコケがいくつかあり、結局、やっぱり、難しくて、見つけたものは、たぶん、フロウソウということで…w

 コウヤノマンネンゴケは、もう少し上のほうに葉が集まっていて、大きさも、もっとインパクトありそうです…。けど、これもそこそこ、でかい…。…わからん…。

 杉林なのですが、地面が泥みたいなところで、コケやシダが生え、杉も下のほうがコケだらけだったりして、杉はこんなとこでも大丈夫なの?と思うようなところです。いろいろな苔があるなか、どう見ても、ふつうより大きいコケが目に入りました。羽のような葉で、なかなかきれいです。
フロウソウ?

 左のような感じで、そこここに、ちょこちょこっと、まとまって生えてました。乾燥しているところは、右のような感じ…。まだ先のほうの葉が十分伸びていないようなものもあります。
フロウソウ?  フロウソウ?

 ちょっと、失礼して、抜いてみました…。大きいのがわかるかと…。トウゲシバより横幅ある感じですw どうせなら、もっと形のいいのにすればよかったか…。…どうせなら、手に枯葉つけたりしないで…。どうせなら、もっと、ちゃんと持てよ…。
フロウソウ?

 コウヤノマンネンゴケは、水中でも育つコケということで、瓶に入れて育てたりもできるそうですが、たぶん、フロウソウも同じかな。きれいかも…。こんな水草があった気がする…。

 雪は降ってくるし、手は冷たいし、帰り道は不明瞭…で、急いで撤収。泥にはまって、靴、びっしょり…。だけど、楽しい帰り道…。写真の出来を見るまでは…w 天気悪いと、よけいボケる…。

*2015年3月1日追記
 こちらのコケについては、現在、コウヤノマンネンゴケではないかと考えています。
 フロウソウとコウヤノマンネンゴケの違いについては、以下に少しまとめてみました。
フロウソウ改め、イナバウアーなコウヤノマンネンゴケ?
このブログは…


小庭・借りてる畑・近所の山などで、植物に遊んでもらっている人の覚書…。2013年末より宮城県在住。間違えてたら、教えてね。
*リンクはフリーです。
*許可なく画像等を利用することは、お断り…。
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