近所の農家の横の水路沿いに、
セキショウ(石菖、学名: Acorus gramineus、ショウブ科ショウブ属、常緑多年草)が、もさもと茂っています。散歩中に観察していたら、冬でも雪のあとでも緑のままでした…。耐寒性は抜群みたい…。
以前、アルコス 黄金というセキショウを庭に植えていたことがありました。また、和風庭園で、ちょっとだけ下草として植えられているセキショウも見かけていたのですが、勝手に生えている?のは見たことがなくて、こんなに茂るものとは知りませんでした。
葉の幅が1cm以上あるし、長さも40cmくらいはあるでしょうか。

水路沿いで、セリやシダと一緒に生えてました。右の写真のように、葉の生え方がきれい…。つやつやした葉も…。

狭い庭に植えていたせいか、うちのセキショウは、もっと細いままだったので、そういう品種なのかと思っていましたが…。
数日前、別な農家の畑沿いで、細いセキショウを発見…。で、その横の田んぼの土手で、太いセキショウも…。どうも、同じものみたい…。
左は畑沿い…。葉の幅が5mm程度…。葉色も明るく、高さ15cm程度…。右は田んぼ沿い…。水路沿いほどではないですが、30cm近い長さです…。

ということで、セキショウは、かなり育っているところによって様子が変わるものらしいと、今頃気づく…。
水は好きだけど、別に水路がなくてもOK…。 近所の農家では、セキショウは勝手に生えてくるので、邪魔だから、ときどき抜いていると…。欲しかったら持って行ってと…。だけど、我が家に水路はないから、天然セキショウは育てられないなと断わってきたんだけれど…。
やっぱり、ください…。
…もしものこともあるから、小さいほうももらってきて、並べて育てようかな…。 セキショウは、ヤブランなどより葉自体がツヤツヤとしてきれいで、耐陰性もあります。花は地味な穂ですが、葉だけでも、おもしろいかと…。 ニワゼキショウ/シシリンチウム(庭石菖、Sisyrinchium rosulatum)はセキショウとは別で、アヤメ科ニワゼキショウ属の一年草。北米原産のものは多年草。小さなかわいい花を咲かせます。