今日は、久しぶりにコケ、ではなくて、スナゴケの左の変な人、
イシクラゲ(学名:Nostoc commune、別名:岩キクラゲ、ネンジュモ科ネンジュモ属)です。植物ではなくて、藍藻類なんだって…。
パッと見、なんだかわかりませんが、川の擁壁にコケと一緒に貼り付いているイシクラゲ…。左側の黒っぽい物体です。ちょっと、ワカメみたい? 乾燥しています…。

こちらは道路の端っこ。左はちょっと、戻ってる?w 右のように、水たまりができていたりすると、ぷよぷよと完全に戻ってます。
最初見たときは、生ごみ?と、思っちゃったんですけど…。

イシクラゲは昔から食用とされていたそうで、湯通しして酢の物で食べるそうですが、どうも、たくさん生えているところがワンコの散歩コースなので、試食はパスw
イシクラゲで驚くのは、その再生能力なのですが、「乾燥状態で無代謝状態となり生命を維持する能力」(wiki)があるそうで、100年以上乾燥状態にあっても、元に戻ったそうです。また、抗酸化作用、抗ウイルス作用なども確認されているもよう…。
まあ、そうはいっても、今どき食べる人は少ないだろうと思ったら、科学技術館のミュージアムショップでは、イシクラゲクッキーやキャンディーが売られているようです。同ショップのHPによると、「イシクラゲには、宇宙空間を飛び交う放射線に対する強い抵抗性があるため、酸素や食糧、エネルギーなどを生産する手段として、あるいは宇宙農業に必要な土のかわりとして、惑星改造(テラフォーミング)などに利用することが期待され…2006年には、国際宇宙ステーション(ISS)で10日間を過ごす実験も行われ」たということで、あなどれません…。
きれいなところに生えているのを探して、食べてみよう…。そのうち…。…クッキーのほうがいいかな…。 イシクラゲって、光合成をするので、ワカメの親戚、とでも思っておくと落ち着く?んだけれど、なんだか、よくわからない…。ワカメもよくわからないけど…w 単細胞だというけど、特定の仕事をする細胞があるから多細胞、っていうのが当たってそうだし…。菌糸や胞子で増えるとあったりするけど、細胞分裂しかできないんでは?と思われるし…。だけど、あちこちにどうやって移動したんだろう、とか、擬人化ならぬ擬植物化できないのでした…。…植物じゃないもんな…。…生物もよくわからないな…。…なにもわからない…!?