散歩道の山には
カタクリ(片栗、学名:Erythronium japonicum Decne.、ユリ科カタクリ属、多年草)の花もぽつぽつ咲いていたりします。カタクリの花は日が当たると、くるんと花弁が反るのですが、あまり反ってない花と、まだら模様の葉が好きだったりします。
ということで、朝撮ったカタクリ…。おとなしげな花です。よくスミレといっしょに咲いています。

それから、カタクリの葉。こちらは、蛍光っぽい緑に、不規則なまだら模様がついていてます。短期間しか地上にいないせいか、存在感があります。山の中に1枚だけ出ていても、カタクリとすぐ分かりますよね…。
発芽の最初の年は糸のような葉で、翌年からは1枚葉、8年くらいたったら2枚葉になり開花するそう。地上にいるのは、毎年1か月ちょっとだけ…。…
ここには1年生から8年生まで、いそうな雰囲気…。
こんないじらしい葉を見かけると、おひたし、という言葉が思い浮かぶ私…。
子供の頃の記憶です…。 ついでにこちらは、夕方に撮った蕾と、もう少し開いたカタクリ…。奥ゆかしい…。

こちらは、たぶん日中はもっと反ってたであろうカタクリ、それから種、でした…。
このところ、あっちのきれい、こっちのきれいに目移りして、分裂中です…。でもって、庭に米ぬか撒いたりしてます…。