山で赤い実がきれいな
アオキ(青木、学名: Aucuba japonica、アオキ科アオキ属、常緑低木)ですが、このへんでは3月下旬くらいから少しずつ赤くなっていたと思います。だけど、お正月には赤いところもあるようだし、場所のせい?
遊びに来ていた母に聞いたら、秋から赤くなると言うのですが、去年の暮れから見ていたところでは、そうは思えないのだけれど…。
とりあえず、ぴかぴかのアオキの実。だけど、虫こぶのあるものは、赤くなる時期がずれるようで、右の写真では1つだけ歪んだ実は、ほとんど青いまま…。
今年の秋も赤くなる時期に気をつけてみよう…。

4月になってから、花も咲き出しています。アオキは雌雄異株なので、実のなる木には雌花が咲いています。

こちらは雄花。4つの蕊が薄黄色のアクセントになり、紫の花弁と合っていて、雌花より、きれいに見えます。房が大きく花数もだいぶ多いです。

日本では古くさい?感じがするアオキですが、厳しい環境でも育つので、海外の園芸家には日本でより人気がある雰囲気もあり、いろんな斑入りのものも出回っているようです。が、最近の私は、青いアオキが好きかな。ごくわずかな点のような斑入りでもいいけど。それから、葉の丸みが少ないものがシャープできれいに見える気がしてます。
それにしても、地味なアオキの花が、きれいに見えちゃった…。子供の頃にはぽつぽつの黒い点と思ってたのに…。
先日大きな園芸店に行くと、この時期はなんでもあって(ほんとに何でもある感じ…。流行の花から山野草まで…。通販じゃないと買えないかなと思ったものも…)、ありすぎちゃって、簡単になんでも手に入るので、ちょっと気圧された…。
…植物みたいに長生きなわけでもないし…。