一週間前のこと、ふいに思い立ち、近所のお山に行ってきました。
5月は何かと忙しく、なかなか行けなかったけど、見ておきたい花があったので…。
それは2年前のこちらの記事(→
一足遅い? ヤグルマソウ)で、葉だけ載せていた
サンカヨウ(山荷葉、学名:Diphylleia grayi 、メギ科サンカヨウ属、多年草)です。本州中部以北から北海道、大山、サハリンに分布するそう。
記憶の場所に行ってみると…
ちょうど咲いていてくれました。直径2cmほどの白い花です。花弁は6枚。強めの木漏れ日に、花弁が透き通るよう…。
この日は晴天で、下界より山のほうが暑いような天気でしたが、それでも林の中は少しひんやり…。

直径20cmくらいの葉と10cmくらいの葉の2枚がついていて、小さいほうの葉に花を付けています。ここには3本ほどが固まって生えていました。

角度を変えて見ると、太い茎と、背の低いものにも花が咲いているのが見えます。

この日は、別な場所で登山の方が、サンカヨウが群生する場所を教えてくれたのですが、山登りする元気がなかったので、この場所で見られなかったらあきらめるつもりでしたので、無事見られて満足…。
と、思ったのですが…。
知らなかったけれど、サンカヨウは朝露や雨などで濡れると、花弁が透き通る花だったのでした。
自前の画像がないので、興味のある方は「サンカヨウ 透明」などで検索していただけるといいかと…。ガラス細工のような花が見られます…。
これは透き通ったところを見ないわけにはいかないではないか、ということになりまして、
昨日は写真の花の様子を見に4時台に山に向かいました…。
(朝露が降りないときに備え、霧吹きを用意しちゃった(!!)んですけど、持っていくのを忘れ…) が、すでに花は散っておりました。
霧吹きの水をかけられたくなかったんでしょう…。 こうなると、今季のうちに群生地に行くべきではないかと、登山コースを改めてチェックしたのですが、週末でないと行けないし、とすると今日しかないけど、さすがに午前中で戻ってくるのは無理だし、ほかの予定が入っているし、やっぱり疲れてるということで、見送り…。
透き通ったサンカヨウは来年の楽しみにすることになりましたとさ…。
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