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切り撮りLittle Garden

気に入った・気になった植物などの記録を、ざっくりと。機嫌のいい植物選びをしています。
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エリンジウムの匂いに気が付くとき

 はい、今日の「切り撮り見切りガーデン」は、エリンジウム(学名:Eryngium planum、別名:エリンギウム、和名:マツカサアザミ、セリ科ヒゴタイサイコ属、多年草)のブルーグリッター(Blue Glitter)…。
 例によって、冬に見切り品を入手していたもの…。

 緑色の中で、蛍光っぽい青がきれいです。さわやかでしょ。
 思わず顔を近づけてみると…う?! なんだ、この悪臭は??
エリンジウム

 エリンジウムの周りには、オミナエシとかオトコエシ、ブラックレースフラワーなどがあり、オミナエシの匂いに似ていなくもない…。…けど、オミナエシはまだ咲いていないし、さすがのオミナエシも、これほど臭くなかったはず…。
 …そう、犯人はエリンジウム…。
エリンジウム

 雨上がりのせいで、余計匂ったのかもしれませんが、たとえるなら、オミナエシ+3カメムシというところでしょうか…。
 去年は、ホワイトグリッターが咲いていたのですが、匂いには気が付きませんでした。特別嗅いでみなかったせいもありますが、種類によって匂いの強弱があるのかも…。
 (…ホワイトグリッターは、今年は葉は出ているけど、花茎は伸びなかったので、匂いの確認ならず…。)

 臭い花というと、ドクダミが挙げられたりもしますが、ドクダミ臭はそこそこ好きだったりします。
 が、エリンジウムは…。花束に入れたりはしたくない気がします…。
 …ドライフラワーにもよさそうに見えますが、匂いは……。

…で、エリンジウムの花言葉は「秘密の恋」?…。…ふうん…。

 *去年のホワイトグリッターのようすはこちら→涼を呼んでね、カサブランカ

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似て非なるもの…コルジリネ ダズラーデライトと

 雨の庭でも線形の植物はすっきりして良かったりします。
 去年の暮れごろ見切り品を入手したコルジリネ オーストラリス(学名:Cordyline australis(Cordyline 'Dazzler Delight')のダズラーデライトが、やっと、それなりの姿になった気がするので…。…普段、こういうのは手が出せないのですが、100円程度だったので、どれだけボロボロだったか、想像してください、生き延びないと思ったので、購入時に写真撮ってませんでした…。 

 格好良くなってきたので、我が家に3つしかないテラコッタの鉢に入っていたりします。…この鉢、20年近く前にセール品を購入したのですが、細長すぎて形が汎用性に乏しいので売れ残っていたんだと思います…。うちでも出番がほとんどなく、傘立てにしてましたが、今春より鉢…
コルジリネ ダズラーデライト

 このコルジリネに面影が似たものが、実はすでに我が家にありました。
 そう、ユッカ カラーガード(学名:Yucca filamentosa 'Color Guard' 、リュウゼツラン科イトラン属)です。

 せっかくなので、2つを並べてみました。右がユッカ…。
 斑の入り方が逆だったりしますが、伝言ゲームをしたら、答えは2つのうち、どちらになってもおかしくないですよね(?)。
koruji_02.jpg koruji_04.jpg

 だけど、やっぱり違いは当然あって、
 コルジリネ オーストラリスのほうは耐寒-5℃(0℃とも)程度ですが、ユッカ カラーガードは-20℃くらい。
 コルジリネ ダズラーデライトは葉焼けするので真夏の直射日光は避けるほうがよいようですが、ユッカは太陽大好き。

 ということで、コルジリネは夏は北向きの玄関先に置いて、冬は室内に、
 ユッカは一年中庭に置いて楽しむわけです。

 と、家族に似たようなものを買う理由を解説しています……。

 家族から一言…。
 「ブログタイトル、『切り撮り見切りガーデン』にしたら?」
 ……はい、はい。…この人、うちの庭を「我が家の見切り品コーナー」って、呼ぶんですよね…。……たぶん、そこには、親愛の情がこもっているはず……。


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ヨレヨレがいい? オールドコート

 梅雨の庭に、シャスターデージー(Shasta daisy、学名:Leucanthemum x superbum、キク科フランスギク属)のオールドコート(Old Court)が咲いています。

 細い花弁がよじれたようになっていて、ついつい、じいーっと見てしまいます。
syasu_o_04.jpg

 花はヨレヨレっぽくても、茎がしっかりしているので、雨でも安心…。
syasu_o_02.jpg

 オールドコート(Old Court)は直訳すると古い中庭、でしょうか。アンティークな雰囲気の花にふさわしい名前だと思います。

 実は我が家にはもう一つ、シャスターデージーがあるのですが、こちらはちょっと、邪険にされてます…・。一昨年見切り品を購入して、植え場所に困ってグリーンアイスの鉢に同居…。去年は咲けずに終了し、今年はなんとか咲いたようです。 シャスターデージーは生育が旺盛なので、やっぱり地植えにしたいところ…。
 矮性の品種でブライダルなんとかみたいな名前だったと思いましたが、ラベルが見つからず…。
syasu_o_03.jpg

 雨でも大丈夫なシャスターデージーですが、もう少し、晴れの日が欲しいです。
 去年は空梅雨でしたが、今年は雨が多い…・。
 今週は雨は降らないというのが先週末の予報だったのに、昨日には変わり、今朝は雨…。

 *シャスターデージーはwikiの「シャスタ・デージー」の項によると「育種家ルーサー・バーバンクが1901年に発表した観賞用植物。交配親はマキシマム C. maximum や、英語名をオックスアイ・デイジー (Ox-eye daisy) ともいうフランスギク C. vulgare で、その後さらに日本のハマギク Nipponanthemum nipponicum = C. nipponicum などとも交配がされ、改良が続けられたそう。

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ラッキョウくんは、いくつになったのか

 週末は例によって畑。
 早すぎかとも思いましたが、ラッキョウ(辣韮、薤、辣韭、学名:Allium chinense、ネギ属、多年草)を収穫しました。小玉スイカが伸びてきて、場所を早く開ける必要上、とりあえず、すべて抜いてみました…。
 去年の8/23に、スーパーで購入した土付きラッキョウを植えていたもの。スーパーの土付きラッキョウを植えて…

 抜いてみたら、こんな感じで、そこそこ大きくなっておりました。
rakkyo_16_01.jpg

 もとは50球植えたものです。
 ラッキョウは1年目だと1つの種球が7~10個、2年目だと1つの種球が30~50個になるということで、1年経ってどれくらいになったかと、数えてみたら、ちょうど440球になっていました。ちゃんと、標準的に増加してくれたようです。ありがとさん。

 このうち、100球は種球として、また植える予定。残り340球は、ラッキョウ漬けにします。…今晩、下処理、がんばるはず…。…ちょっとしかないけど…。

 あとは、だいぶウドン粉になっていたエンドウを撤収して、グリンピースを収穫…。
rakkyo_16_02.jpg rakkyo_16_03.jpg

 ルバーブもだいぶ収穫し、ジャムを作っているところ…。今回はルバーブだけ。
 画像は、少し前に作ったときのもので、この時は、ルバーブとイチゴのジャムにしたのでした。畑で隣同士だったので…w
 ルバーブだけだと、少し抹茶っぽい?という感じになるけど、イチゴを入れると、全体がイチゴジャムっぽくなって、我が家ではこちらのほうが好評でした。
rakkyo_16_04.jpg rakkyo_16_05.jpg

 ついでに、左はおととい作った梅ジャム…。梅ジャムは、いろんなジャムの中でも、味も見た目も好きだったりします。
 右は、今日の畑のビワのようす…。そろそろ食べごろになってきたみたいで、狙っています…w
rakkyo_16_06.jpg rakkyo_16_07.jpg

 あとは、小豆を撒いたりもしました。
 そんなこんなで、収穫したり、撒いたり、料理したり、バタバタと週末は過ぎていくのでした…。

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黄色い花が好き、というわけでもないけど…

 特別黄色が好きというわけではないのですが、けっこう黄色い花が咲いていたりします。

 たとえば、左はヒペリカム ヒドコート。見切り品で安かったので、つい…。
 右はリシマキアのミッドナイトサンで、これは葉色が好きだったから…。
kiiro_02.jpg kiiro_01.jpg

 黄色でも、こちら、左のタマガワホトトギスとか右のポテンティラとかは、薄い黄色なので、割合と好きだったりもします。
 ほんとは、くすんでいる黄色だと、よかったりします…。
kiiro_03.jpg kiiro_04.jpg

 こちらは、やはり、葉が目当てだったウズラバタンポポとリシマキア プンクタータの斑入り。
 ウズラバタンポポは増えすぎても困るので、花がある程度咲いたら、切っています。リシマキア プンクタータは、背があまり高くないほうが葉がきれいと思い、しょっちゅう切り詰めていたので、買って3年目で初めて花を咲かせていたりします…。
 リシマキアはヌンムラリアとリッシーもあり、そちらも黄色…。
kiiro_05.jpg kiiro_06.jpg

 基本的には白い花、青い花、緑っぽい花が好きなのですが、そこに、もう一色足すとしたら、黄色系かな、になってしまったりします。

 赤系はね、どうも、落ち着かない気がするんですよね…。

 黄色は、春には元気が出るし、夏も赤ほどは暑く見えないような気もするし…。

 花色の好みは、人それぞれだと思いますが、私の場合、積極的に黄色を選ぶことは少ないのですが、以上のような理由で、黄色い花が増える傾向があるみたいです…。

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草花火(タリヌム カリキヌム)と岩花火

 パソコンの調子が悪くて、更新できないでいました…。いつも不調なんだけど…。

 今日は、草花火とか夏花火とも呼ばれるタリヌム カリキヌム(学名:Talinum calycinum、スベリヒユ科タリヌム属、多年草)にしてみました。

 直径2cmほどの濃い紫ピンクの5弁の花は、かわいいけど落ち着きもあって、意外といい感じだったりします。
kusahana_01.jpg

 細長く伸びた花茎の先に咲く一日花ですが、次々に咲くので、けっこうにぎやか…。我が家では午後2時過ぎくらいから咲きます。
kusahana_02.jpg

 草丈は30cmほど。軒下に置いていたら、ちょっと前のめり…。松葉ボタンのような多肉質の葉の部分は、10cmを少し超えてます…。
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 我が家では、入手して、まだ1年ちょっとくらい。
 冬は地上部は枯れ、春に芽吹きます。窓辺に置いて越冬しましたが、耐寒-10℃程度となっている記事もあったので、外でも大丈夫だったかも…でも、増えないうちは大事にするわけ…。

 タリヌム カリキヌムを知ったのは、レウイシアの別名が岩花火というところから…。
 ほかにも、ハゼラン(爆蘭、米花蘭、学名: Talinum crassifolium、英: coral flower、スベリヒユ科ハゼラン属、多年草、南米原産)の別名が、江戸の花火とか花火草というようなので、花火つながりの3つを並べてみたかったりしたのでした。

 ところが、ハゼランは、近所の道端に去年も一昨年も生えていたのに、今年はなぜか見当たらず…。(ハゼランは耐寒性はあまりないようなので、こぼれダネで出ていたのでしょうか…。)

 ということで、とりあえず、こちら、岩花火こと我が家のレウイシア(学名:Lewisia cotyledon、スベリヒユ科レウイシア属、常緑多年草)の花。こちらは、少し前にも記事にしましたが、長いこと咲いています。今の花が終わったら、お休みかもしれませんけど…。
 (レウイシアには、いろんな花色がありますが、タリヌム カリキヌムは一色だけのよう。)
kusahana_05.jpg

 花火つながりの3つとも原産は外国で、花火の付く名前は、いわゆる流通名。細い花茎の先にぽっと咲いているあたりが花火っぽい、っていうことだと思います。
 たぶん、最初に入ってきたのはハゼランで、それに関連付けて、草花火や岩花火という名前が付いたんではないかと想像するわけで、多少安直な感じでもありますが、ふつうの草花に近い感じで育てられる草花火と、少し暑さに弱く高山育ちみたいな岩花火ということでは、うまい名前とも思えたりもします。

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クワの実の、うまい採り方?

 週末、お山に行ったのは、クワ(桑、学名:Morus、英名:Mulberry、クワ科クワ属の総称、落葉高木)の実が熟しているころかなと思ったからでした。(去年クワの実ジャムを作ったときの記事はこちら→クワの実が熟れたので、マルベリージャムを作ってみる…

 去年は田んぼの横の木から実を採集したのですが、その後、お山に行く途中にたくさんのクワの木を見つけており、今年はそちらに行ったのでした。

 去年は大きな木の枝をたわめて採ったのですが、今年はちょうど採りやすい高さの枝に、採り頃の実がたくさん…。…黒く熟した実を採ります。
クワ

 何本かの木を周り、去年より短時間でたくさんの実を採り、小瓶3つ分のジャムを作り、大満足…。
クワ クワの実のジャム

 たまには親孝行しようと、アントシアニンたっぷりの実で作ったジャムは、目の調子が悪いと言っていた母に送りました。
 荷物が届いたと電話をよこした母に、味の感想を聞こうとしたところ、ちょうど母もその日クワの実を採ってきたそうで…。

 電話口の母は、私のジャムの味の感想もそこそこに、「下にビニールシート敷いて、木をゆらして採ってきたw 2kgくらい採れた!」と、大興奮…。

 …母さん、さすがです…。…我が家は手摘みでちまちま…。手を紫色に染めて、ちまちま…。

 クワの実は熟したのはぽろっと取れやすいし、木の下に熟したものが落ちていたりするので、母のやり方はうまい方法かも…だけど、クワって、けっこう虫がついているから、実以外のものも落ちてきたかも…。

 ちなみに、採ってきたクワの実、母もジャムを作っている最中でした…。…砂糖を同量入れたって言うし、軸は取らなかったっていうし、、、、きっと我が家のジャムのほうが美味しいに違いない、と思っておこう…。……思っておきたい私です…。

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それなりに、いいんじゃないの、プルネラくん

 梅雨時の庭では、雨でしだれたり傷んだりする花も多いですが、そういうことには関係なさそうに咲いているプルネラ(学名:Prunella vulgaris、和名:西洋ウツボグサ、シソ科ウツボグサ属、多年草)です。

 高さ15cm程度で、ぴょこぴょこ咲いています。去年1株買って、秋までにだいぶ増えて、それを株分けして花壇の縁に植えたもの…。花色は、確か青(紫)、ピンク、白とありましたが、白が売り切れてしまって、青にしたのでした。メインになる花ではありませんが、ちょっとした隅に、ちょうどよく収まる感じです。
プルネラ

 こちらは先日、近所で見かけたウツボグサ(靫草、学名:Prunella vulgaris L. subsp. asiatica (Nakai) H.Hara、シソ科ウツボグサ属、多年草)。実はウツボグサを庭に植えたかったのですが、近所から抜いてくるのもなんだったので、プルネラを入手したのでした。こうして見ると、そっくりです…。プルネラの亜種ということで、それほど大きな違いはないかも…。
ウツボグサ

 違いと言えば、ウツボグサのほうが固く、背も高くなる感じです。プルネラは背が低く、まとまりがいいように思います。一つの穂につく花も、プルネラのほうが多いかも。庭植えにはプルネラでよかったみたい。…増えるよ~と、知り合いに脅かされてますが…

 高温多湿に弱いそうですが、我が家のあたりだと、あまり気にしなくても問題ないようです。

 私には意外だったのですが、プルネラもハーブで、英名がSelf-Heal(自然治癒)というくらい、けっこうな薬効があるそうです。ウツボグサも漢方で利用されていて、傷薬とか、枯れた花穂を干してお茶にしたりするそう。

 ウツボグサも名前がいまいち、っていう感じがしてしまいますが、ウツボは海にいる蛇みたいなウツボではなく、矢を入れる道具のことだそう。(知り合いに、マムシグサとウツボグサが、ごっちゃになっちゃう方がいます…。)

 夏枯草(かごそう)という別名がありますが、夏も緑で、枯れるのは花穂のこと…。
 去年プルネラを見ていたら、夏にも少しは咲いていたような気がしました。確かに咲き始めのころのほうが揃ってはいますが、その後もぽちぽち咲いていたかと…。

 *流通しているプルネラには大輪ウツボグサ(Prunella grandiflora)と西洋ウツボグサ(Prunella vulgaris)があるようで、大輪ウツボグサのほうが花が大きいようです。
 我が家のプルネラがどちらか、いまひとつわかりませんでした…。…「プルネラ」で売っていたから、西洋ウツボグサのほうだと思いますが…。


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白いふわふわ、オニシモツケの花

 昨日は木の実の採集にお山に行ったのですが、ちょこっと寄った脇道で、オニシモツケ(鬼下野、学名: Filipendula camtschatica、バラ科シモツケソウ属、多年草)らしき花を見つけました。
 2年ほど前に、同じ場所で蕾を見かけていたので、もしやと思って行ってみたら、今年は何本も花をつけていたのでした。オニシモツケの分布は、国内では北海道、本州の中部以北。

 5弁の7mm程度の小さな花の集まりですが、雄蕊が長くてちらちらしているところが、かわいらしいです。
オニシモツケ

 しかも、大きいものだと、ちらちらの花が固まって、20cmくらいになっていました。
オニシモツケ

 背の高いものは1m20~30cmはあったかと。薄暗い川沿いの木陰に、白いふわふわがきれいで、ついつい写真を何枚も…。
 シモツケソウ属の仲間のキョウガノコが、ちょうど我が家の庭にも咲いているのですが、大きさといい優雅さといい、オニシモツケにはかなわない気がします。こんな花がベストな状態で突然出現したりするので、やっぱり、ときどき、お山を覗かないわけには行きません…。
オニシモツケ オニシモツケ オニシモツケ
オニシモツケ オニシモツケ

 この花をオニシモツケというのは、なんだか似合わないような気がしてしまいます。アワユキソウとか、ワタガシソウとかなんとか…。…オニシモツケにしておきます…。

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ツルのアジサイ、ツルアジサイとイワガラミ

 今日は曇りで涼しかったので、お山にちょっと行ってきました。そこで咲いていた、2つの白いアジサイ科の花…。

 こちらはツルアジサイ(蔓紫陽花、学名: Hydrangea petiolaris、アジサイ科アジサイ属、落葉つる性木本)。装飾花の花弁状の萼片は4枚…。北海道、本州、四国、九州に分布。
ツルアジサイ ツルアジサイ

 15mくらいに伸びるそうで、何本かの木に渡って絡み付いておりました。
 以前、イングリッシュガーデンのツルアジサイの写真を見て、いいなあと思ったのですが、我が家だと絡め所がなさそう…。Silver Liningなんていう斑入りの品種もあるようです。
ツルアジサイ

 もう1つ、遠目には、よく似たイワガラミ(岩絡み、学名:Schizophragma hydrangeoides、アジサイ科イワガラミ属、落葉つる性木本)。装飾花の花弁状の萼片は1枚だけ…。
イワガラミ イワガラミ

 こちらもツルの伸び具合はツルアジサイと同じで15mくらい。葉のぎざぎざが、ツルアジサイより少し粗いです。萼片が一枚のところが大きな違い…。
 やはり庭でも使われるようで、萼片がピンクになるRoseumや、葉脈が目立つ葉の模様が面白いMoonlightなどの品種もあるようです。
イワガラミ

 どちらも、日本やアジアに分布するものですが、日本では庭の植物としてはあまり見かけない気がします。
 庭の広さとか、家や壁の材質のせいでしょうか…。

 …山で木に絡み付いているところを見ると、あまり庭向きには見えないけど、見方を変えるとあしらい方も変わるっていうことなのでしょうか…。

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このブログは…


小庭・借りてる畑・近所の山などで、植物に遊んでもらっている人の覚書…。2013年末より宮城県在住。間違えてたら、教えてね。
*リンクはフリーです。
*許可なく画像等を利用することは、お断り…。
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