先日、近所の土手に白いタンポポがたくさん咲いていたので、近寄ってみました。
シロバナタンポポかと思ったら、
オクウスギタンポポ(奥薄黄蒲公英、学名:Taraxacum denudatum、別名:ナンブシロタンポポ、ウスギタンポポ、キク科タンポポ属、多年草)というみたいです。
白く見えますが、シロバナタンポポほど白くはなく、薄いアイボリーみたいな感じ。

オクウスギタンポポは、右の写真で見ると総苞外片がぴたっとくっついていますが、シロバナタンポポだと、もっと浮き上がっているそうです。

けっこうたくさん咲いていて、車で通り過ぎたのですが、おっとっと、と、バックして(もらって)写真を撮ったのでした…。

オクウスギタンポポは東北に多く、シロバナタンポポは本州関東以西、四国、九州に分布しているそうです。だけど、シロバナタンポポは北海道でも確認されているということで、探せば近所にもあるかもしれません。
Wikipediaの「シロバナタンポポ」の項を見ると、白い(白っぽい?)タンポポにはシロバナタンポポのほか、ケイリンシロタンポポ、キビシロタンポポ(中国地方に多い)、オクウスギタンポポ、ウスジロカントウタンポポがあるそうです。
白花好きとしましては、とりあえずオクウスギタンポポの種を入手…。