(前置きが長い記事です、すみません…w)
我が家には現在、3種類の
カキノキ(柿の木、学名:Diospyros kaki Thunb.、カキノキ科カキ属、落葉樹木)の実があります。(木はない…w)
干し柿作成中の2種類と、毎日食べている庄内柿です。
干し柿は、今年も知り合いから柿をいただいて、作っています。今年でたぶん、5回目…。
干し柿、その1。
こちらはOさんからいただいたもの。
上段の赤いのがご主人、下段の黄色みが強いほうが奥様の実家から採ってきたものだそうです。どちらも秋田が実家だけど、もう住む人もなく、草取りや柿を採りにたまに訪れるだけだそう。
まだよく熟してない方は追熟した方がいいと言われたのですが、どちらも一緒に剥いて干してしまいました…w

11/4に干し始め、一回揉んで、今は室内で陰干し状態。もう、美味しいので、2階に行く次いでに家族で食べてます。(食べると、色の違いが分かります、硬めで甘味が少ないのが、たぶん黄色っぽかった方だと思います…w)

干し柿、その2。
こちらは畑のばあちゃんから、もらった柿。大きくて、とんがった柿です。
11/17から干しています。ちょうど、干し柿その1と入れ替わりでベランダの角に出しています。

11/25の様子。揉んだものかどうか、洗濯物を干すときに、実の張り具合をみてますw

干し柿はどちらも、皮を剥いて干しているだけ。熱湯とかで殺菌したりもしないけど、まだカビたことはないです。…去年から、揉むのだけは覚えましたw
美味しくなったら、ベランダの内側の部屋で陰干しして、適宜、食べます…w
干し柿好きの家族のために、今年こそ、ちゃんとした干し柿の作り方を実践してみよう、と思いつつ、実践できないまま…。
ま、お客様に出す、とかは無理でも、内輪で食べる分には十分美味しいので、いいかな、ということで…w
そして、庄内柿(平核無-ひらたねなし)…。
近所のスーパーで1箱15個入り680円です。(ちょっと前は580円でしたが、上がった…。写真は6個食べた後…。)
この柿が、実は3つのなかで一番好きです。
やっぱり、干しているよりは、生の柿が好きだし、私は固めの柿が好き…。

これはたぶん、子供頃、実家の隣にあった祖父母の家の甘柿を木から採って食べていたせいかと。
硬い柿をがりがり、種をペッペッと吐き出しながら食べると、なかにはゴマが入っていて、それが私の好きな柿…。
渋柿は干したり、焼酎漬けにしたりしてましたが、干し柿も焼酎漬けの柿も、中が柔らか過ぎて、あまり食べたくなかった…w(我が家の干し柿は、かなり硬くなりますが…w)
そういえば、庄内柿にはゴマが入っていないなあ、、と思って検索してみたら、ここにきて驚きの真実…。
庄内柿って、売っている甘い状態で木に生っているわけじゃなかったんですね!
実は(不完全)渋柿で、それを焼酎や炭酸ガスで渋ぬきして出荷しているんだって…。(常識か…)
そもそも柿の渋みの原因は、どの柿にも含まれるタンニンで、これが水溶性の状態だと渋く、不溶性だと渋くないそうで、渋柿も干したり、アルコールや炭酸ガスなどで処理すると、タンニンが不溶性になって渋くなくなるそうで…。…むしろ、糖度は渋柿のほうが高いっぽい…。
じゃあ、子供の頃食べた甘柿は、なんだったのかなと、また検索してみたけど、柿には不完全甘柿とか、不完全渋柿とか、種の入り具合によって渋みの抜け方が変わるものがあって、さらに種類もいろいろあって、結局、わかりませんでした…w(→
完全甘柿 不完全甘柿 完全渋柿 不完全渋柿 - 農林水産省)
まずは、干し柿は渋柿、生で食べているのが甘柿、なんていう単純なものではなかったということに、やっと気づいたということで…。


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