買い物に行く途中、山沿いの道を車で通ったら、白い花が咲いているのが見えました。帰り道に寄ってみたら、そこにあったのは
、コンロンソウ(学名:Cardamine leucantha、アブラナ科タネツケバナ属、多年草)という花だったようです。北海道から九州に分布。
4弁のアブラナ科らしい1cmちょっとくらいの白い花が、丸く集まって咲いています。花の塊が3~4cmくらいあるので、けっこう目立ちます。

ちょっと雑然とした杉林の下の湿ったところに、ごく一部にだけシダと一緒に生えていました。
横の道路は車通りが多いのに、その一画は静かな山の雰囲気…。

コンロンソウはタネツケバナの仲間ですが、背丈は50cm以上あり、雰囲気はだいぶ違うと思います。ただし、横から見ると、花の下に種ができ始めていて、「この種の付き方は、まさしく…」といった感じです。

ですが、その下の葉はこんな形(奇数羽状複葉)で、手触りも堅め。その草姿はアスチルベか何かの仲間みたいでもあります。

花のイメージと葉の感じが、なんとなくアンバランスな気もしたコンロンソウです。
コンロンソウの名は、雪をかぶった崑崙山に見立てたか、などともいうようですが、よくわからないみたい。
庭植えにした人の記事を読むと、よく増えるようです。山などでも、場所によっては群生しているもよう。
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Comment
どういう加減か、どこにでもあるわけでもないけれど、
増えるところではどんどん増えていたりしますよね。
咲き始めたところを見ると、かなりきれいな気がしました。
たくさんありすぎると、見え方も変わるのかも…w
頂いた当初は鉢植えにしてたのに 何時の間にか鉢底から脱走し
一帯に広がっています。ナズナと違って花も大きくて、まぁまぁきれい・・かなと言うことで抜かずにそのまま・・若芽を茹でて食べてみましたが美味しいとは言えない味でした。