はっきりしないか雨降りの天気が続き、稲刈りもなかなか進まないようです。
散歩もあまりしていないのですが、連休中にちょっとだけ、藪チェック…。もやもやな天気の中、もやもやな写真を撮ってきました…。
山に続く道沿いで、ときおり人家もあったりするところで目についた黒光りする実…。
イヌホオズキ(犬酸漿、学名: Solanum nigrum、ナス科ナス属)かと思いましたが、帰って調べてみると、どうも
ガーデンハックルベリー(学名:Solanum nigrum L. var. guineense L.、ナス科ナス属)というもののような気がしてます。雑草のなかで自然に生えているとも植えたとも見分けのつかない感じでしたが、なにしろ笹竹支柱もあったし…。直径は1cmちょっとというところ。

そういえば、森の駅で「ハックルベリー」という名で売られていたのは、こんな実でした。実だけ見ると、ブルーベリーか何かのように見えますが、全体を見ると木ではなくナスの仲間らしい外見です。
イヌホウズキとの見分け方は、イヌホウズキの花の葯は黄色ですが、ガーデンハックルベリーは褐色、実も数が多く大きめのようです。花はなかったけど、葉の縁が滑らかなあたりが、ガーデンハックルベリーかと。
イヌホウズキは全草毒(ソラニン)ですが、ガーデンハックルベリーは萼が茶色になった完熟した実をジャムなどで食べるそう。やっぱりソラニンは含んでいるみたいで、食べるなら完熟していないと、だそうで、それほど食指は動かないかな…。
*ハックルベリーは「北米において、ツツジ科の近縁な2つの属であるスノキ属 (Vaccinium) およびGaylussacia属の数種の植物に対して使われる総称」ということで、上記のナス科のガーデンハックルベリーとは別物。
この日は、ほかに
カラハナソウ(唐花草、学名:Humulus lupulus var. cordifolius、アサ科カラハナソウ属)の果穂(左)やらサンショの実(右)なども見かけました。

おととい行った園芸店ではパンジーやらビオラがもう店頭に出ていました。気が早いと思ったけど、ぐずぐずしているとあっという間に冬になりそうな気分…。
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Comment
ハックルベリーは総称だから、
たぶんガーデンハックルベリーのことを言ってたんではないかな。
ベリーといっても見た目が似てるってことみたいよ。
ガーデンを略さないでほしいよね。それか、もとから別の名にしてほしい。
ハックルベリー育ててる人はブロガーさんで数人いたけど、
さてそのハックルベリーは何だったのか(汗
なんとも紛らわしいもんがあるもんだ。