5月下旬から、
ムラサキ(紫、学名:Lithospermum erythrorhizon、ムラサキ科ムラサキ属、多年草)の花が咲き続けています。古くから乾燥した根を粉にして、紫色の染料として用いられてきた植物です。去年、園芸店で購入したもの。
こちらは咲き始めのころの写真。花の直径は8mmほどで、さすがムラサキ科らしい形のすっきり白い花です。
左から花のアップ、茎のアップ、全体の様子です。我が家のムラサキは現状3本ほど茎が出てます。一番背が高いものは草丈55cmほど。(
画像はクリックで拡大します。)
似た花にはセイヨウムラサキやイヌムラサキがありますが、以下のことから上の花はムラサキでいいかと。
ムラサキとセイヨウムラサキの違いとしては、ムラサキが白い花なのに対してセイヨウムラサキは黄色味を帯びているということです。また、ムラサキの根は紫ですが、セイヨウムラサキは白だそう。(花色のみ確認、根は折を見て…)
イヌムラサキは花の直径が4mmくらいで、ムラサキの半分程度と小さいようです。 ムラサキは絶滅危惧種で、減ったのは「種の発芽率が低い上、ウイルスなどに弱いため、株を増やすのは困難」(Wikipedia)ということですが、
ムラサキ - 岩手県ホームページを見ますと、種まきした時の覆土の調整で発芽率はだいぶよくなるみたいです。
こちらは一昨日のムラサキ。後ろの斑入りアジサイに紛れちゃってますが、、だいぶ咲き進んでいます。残念ながら、今のところ種はできていないみたい…。
…バックのミヤコワスレはだいぶ色褪せた感じ…。 染料にするほど増やすつもりはありませんが、もうちょっと増えたら、根っこを確認してみたいと思っているのでした。
にほんブログ村 昨日は冷たい雨で20℃なかったけど、今日は暑くなるらしい…。
Comment
(ちなみに苗を購入した店は3年ほど前に閉店しています。)
Link先のページ(岩手県公式ページ)は移転したようですが、移転先のリンクが張られてました。
そちらで、トップページのサイト内検索で「ムラサキ」を検索するとよろしいかと。
それで出てくる「ムラサキ(Lithospermum erythrorhizon) 苗生産法の開発」というPDFによると、覆土は0.5cmというのが発芽率が高かったようでした。
自然のなかでは覆土はいろいろになるはずなのになあ、と思ったり…w
だから、種って基本たくさんできるんだろうなあ。
このあいだまいてたミツバの覆土は結構シビアに見てたみたいだし。
土をかけるってだけみても難しいもんだで(汗