先日紹介した
オウレン(黄連、学名:Coptis japonica、キンポウゲ科オウレン属、常緑多年草)の花ですが、セリバではなくて、
コセリバオウレン(Coptis japonica (Thunb.) Makino var. japonica)だったようです。…
すみません。 再び見に行ったところ、前回とは、だいぶ印象が変わっていました。
とても小さな花で、いわゆるお花畑気分を味わうのは、ちょっと無理そうな花だなと思っていたのですが、花数がかなり増え、なんと身長も数センチ伸びていました。
後ろのほうまで、ずっとオウレンくんが、咲いています。

1つの株から出ている花茎がだいぶ数多くなっていて、背も少し伸びています。

ここで、ぼかし?を取ると、こんな感じw 薄暗い杉山で、こっそり咲いています。杉の枯葉がかなり落ちていますが、少し前より、葉も立ち上がったようで、間から緑が出ています。そのせいか、以前は隙間を埋めていた落葉樹の枯葉は飛ばされたようです。

さて、左が葉です。個体によって、けっこう違って見えるのですが、三回三出複葉なので、コセリバとなるかと…。セリバだと二回三出複葉です。大きな違いは、そこ…。
右下の写真は、枯れ残った去年の種のよう…。これから、こんなふうなものができてくるようです…。

地元の方と話したところ、オウレンは胃薬になるそうで、この時期に抜いて、太い主根だけを乾燥させ、煎じて飲むそうです。とても苦いとか…。
今はあまり利用しないようですが、以前はまとめて漢方薬の原料として売っていたそうです。
なお、地元の方は、単に「オウレン」と呼ぶようです。
関連記事:
→
セリバオウレンの花は、ぴょこ→
セリバオウレンの花芽みたい
Comment
どこも同じお花だけだったら、つまらないですよw
このへんは、山野草園なども、3月下旬まで閉まってましたから、
いろんな花はこれからという感じでは?
私は基本、家から歩いて散歩しているだけw
花はいつまで見られるのかな・・・
今年は見つけられずに終わりそうです(+_+)