我が家の庭の
ナワシロイチゴ(苗代苺、学名:Rubus parvifolius、バラ科キイチゴ属)の実です。伯母さんの家の前の道端から、草取りのついでにもらってきたのですが、そこらじゅうの空き地に生えています。わざわざ庭に植える物好きは私くらいかもしれないほどですが、黄緑っぽい葉っぱが好きです。園芸店で売っているのを見たときは驚きましたが、使い方では確かにきれいです。

ナワシロイチゴということで書いてますが、写真のイチゴは、このあたりでは、単にノイチゴと呼んでいます。もしかして、写真を見て違うんじゃないの?という方は教えて下さいませ。2枚目は空き地でムラサキツユクサの足元に茂っているところ、寄せ植えみたいです。3枚目は花の時期です。
ところで、ナワシロイチゴ(苗代イチゴ)という名前は、稲の苗床であるところの苗代の時期に実るから、ということですが、この辺だと苗代作りは4月なので、ちょっと時期が合いません。田植えは5月です。このイチゴが実るのは今頃から。場所によるでしょうが、wikiでも「花期は5-6月」としており、それで苗代のころに実るのは無理ではないかと思います。ということで、苗代のころに花が咲くに1票!と思ったのですが、「別名アシクダシ、サツキイチゴ、ワセイチゴ、サオトメイチゴ」となっており、サツキとかワセとかがついてるのが気になります。なにかが他より早いらしい…。
ほんとに写真のイチゴがナワシロイチゴなんだろうか? もっと早く実るのがあるんだろうか? と、ちょっと疑問…。
あるいは、ナワシロじゃなくて、ナエシロ(ムカシ、田植えのときに苗を分けてもらった人が、苗の代金として、このイチゴを摘んでお礼に使った!)だったんじゃないか?などと勝手な説を練っています。
備考:植えてはいますが、特別な世話はしておらず、茂りすぎるので邪魔になったところを切るくらいです。耐寒性はたっぷり。実は、母親はジュースにします。煮崩して濾し(種がいっぱい)、砂糖を煮溶かし、薄めて飲みます。
Comment