山沿いの道端で、ピンク色のかわいらしい花を見つけました。検索してみると、
ハナハマセンブリ(花浜千振、学名:Centaurium tenuiflorum、リンドウ科シマセンブリ属、一年草)というようです。初めて認識した花でしたが、1988年に報告された、ヨーロッパ原産の新しめの帰化植物のようです。
センブリといったら、子供の頃に、白いセンブリを見ただけだったんですよね…。 よく似た花に、もう少し古い帰化植物でベニバナセンブリ(学名:Centaurium erythraea、リンドウ科シマセンブリ属、二年草)という帰化植物があるそうですが、ハナハマセンブリのほうが勢力拡大中みたい…。 花径1cm弱の小さな花です。花冠は5裂。
ベニバナセンブリだと、もう少し大きめらしい…。
花は茎の先端にまとまってついており、大きい株だと、葉脇からも茎を伸ばして花を付けています。萼も蕾も長いです。この花は夕方には閉じていました。
ベニバナセンブリは閉じないらしい…。
30cm程度の草丈で、遠目には、ムシトリナデシコかな?と思うような色合い、姿です。根元にロゼットは見られませんでした。
ベニバナセンブリでは、花期に根生葉があるそう。
私の住んでいるところは、山を削った団地…。だから、舗装道路の上にはみ出た山の土の上に、ウメガサソウやフデリンドウが咲いているかと思えば、ハナハマセンブリも咲いていたわけです。ミントもヤマユリもアスヒカズラもいっしょ…。邪魔になれば一緒に削除されたりします。
だから、そこに建てられている「自然を大切に」という看板の意味するところは、けっこう、深遠かも…。
単に、不法投棄するな、っていうだけのようですが。
Comment
30cmくらいですかね。
属も違いますしね。
センブリなんでしょうねw
写真ではフツーのセンブリより背が高そうですが?
西のほうでは多いみたいな調査?結果を見ましたが、どうなのかな…。
どういう経緯で入ってきたのかはわかりませんが、
イギリスだと保護植物になっているとか、
薬用に使うとかいう記述は見つけました。
センブリの仲間だから、薬効ありそう…。
センブリは、昔、両親と山に行ったときに教わりました。
だけど、大人になってからは、見る機会がないかな…。
ゲンノショウコは、たくさんありますw
庭にもたくさん植えてます(勝手に増えてる?)
多度山のは、白なんですね。私も白のほうが好きだったりして。
(ピンクもかわいいですけどね)
どちらかを見たのですが、
熊本ではまだ見かけません。
そのうち入ってくるのかな・・・。
こんな綺麗な帰化植物ならOK~
やっぱ園芸品が逃げたものかしら?
こんなに可愛い花が咲くんですね。
ゲンノショウコも薬草として有名ですが、これまた可愛い花を咲かせますね。
初めて写真に撮った時に図鑑で調べてびっくりしたことを覚えています。
たまに行く多度山(多度大社)のある場所に自生してるんですが、最近行ってないなー。
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