草刈りでできた山の小さな空き地に、
センブリ(千振、学名:Swertia japonica (Schult.) Makino、リンドウ科センブリ属、二年草)の花が咲いていました。
背の高いものは30㎝くらい、低いものは草丈10㎝くらいです。

基本は花冠は5裂ですが、ここでは半分くらいは4裂で、1つの茎に5裂と4裂が混在したりもしていました。6裂することもあるようです。

小さな空き地のなかで、白い花が浮き立って見えて、こんなに白かったかな…と。

センブリの花を見るのは久しぶりでした。たぶん、子供の頃以来。そのとき、山に家族で行っていて、日当たりのいい斜面にたくさん咲いていて、センブリっていうんだと、母に教わりました。薬草だから昔はお茶にして飲んだんだ、千回振っても(振り出しても)苦いから、センブリっていうんだ、とも。
その時見たセンブリは、もっと紫がかっていて、花弁の筋もはっきりしていた気がします。なぜだか、妙に気に入って、きれいな花だと見入ったものです。日当たりのいい山で見ると、白いゲンノショウコの花も日に輝いて紫がかって見えるから、そういう違いだったのかな…。
母も年とったよな、とか、この小さな空き地は日当たりがいまいちだよな、とか思っていたら、センブリの花が、余計白く見えてきたのでした。
Comment
センブリって、そういう飲み方もするんですねw
(そっちのほうが苦そうですね…)
花として見ているほうが、楽しいみたい…w
口に放り込んでました、便秘によう効くわ~と言いながら。
あの光景が懐かしく思い出されます。
そのセンブリの花がこんなに綺麗なんて、驚き!
私も飲んだことないのですが、椎たけ夫さんの地方ではどうですか?
母は子供の頃は飲んだらしいです。
ドクダミ茶とかシソのお茶くらいは私も飲むことありますが…w
なかなか、きれいな花ですよ。
センブリは、私も飲んだことないです。
苦い、苦いと言われると、どれくらい苦いのか、体験してみたい気もしてきました…w
それが真っ先に浮かんできてしまいます(笑
やっぱりとんでもなく苦いもんなんでしょうかね。
同じ生薬のゲンノショウコやドクダミも花は綺麗ですよね。
私は飲んだことないですが、ものすごく苦いらしいですね。
「千振」という漢字ではピントきませんでしたが、薬草を熱湯に浸してその成分を抽出することを「降り出す」って言うんですねー。(知らなかった・・・)
センブリの花って、花弁に透明感があって、いいですよねw
そんなに採るって、何目的なんでしょうね…。
来年はたくさんの花が見られるといいですねw
(見つからないようにしないと、いけないかな?)
なぜかは、わかりませんが、白いですよねw
ムラサキセンブリというのは、関東以西に分布するらしく、
この辺では、見られないですね。
私も飲んだことないです、苦いっていうし…w
ほんとにきれいでした。前にも書きましたが、近くの自生地のセンブリを、私が毎年種株を残していたのに、何処かの考えのない人が一本残らず採ってしまい
それ以来、絶えてしまいました。今年は種を買い求め蒔いたので、たくさん生えています。開花は来年ですが何年ぶりかにセンブリの花が見れるのが楽しみです。
先日自分が見たものと比べるとだいぶ白いですね
背の高さもムラサキセンブリくらいありそう…
まだお茶にして飲んだことがありませんw