元旦の園芸店の初売りの福引で、八重咲きの
シクラメン(学名:Cyclamen persicum、サクラソウ科シクラメン属)を貰っていました。
ラベルはなかったのですが、たぶん、八重咲きミニシクラメンのチモという品種ではないかと思います。花型が小ぶりの八重です。
もらってきたときは、もっと花があったけど、それはいったん終了し、また花が増えてきたところです。八重咲きなので、花が少なくても、比較的さびしくない…と言ってみるw

シクラメンの花弁に注意したことがなかったけれど、八重ということで…。シクラメンは5弁だけど、これは10枚…。雄しべが花弁に変化したものだとか…。

このシクラメンは花もけっこう可愛いですが、香りがいいです。園芸店からの帰りの車内で甘い香りが漂って気が付いたんですが、部屋に置いていても、ほのかに香ってきます。…
ふつうのガーデンシクラメンでも香ることがありますが、この花はもっと強い香り…。だけど、香りには個体差があるそう…。 園芸品種のシクラメンのもとになってるペルシカムは香りがあまりよくなくて、花中心の育種がされたシクラメンは香りがないのがふつうですが、チモを育種した矢祭園芸さんのHPによると、「もともと強いガーデンシクラメンのタイプを元に八重咲きの親をかけ合わせながら10年以上育種を重ねてきました」ということで、別の原種も交配に関わっていて、そこで香りがついてきたようです。
芳香シクラメンというのもありますが、これは「1996年(平成8年)に埼玉県農林総合研究センター園芸支所(現園芸研究所)がバイオテクノロジーを用いて、栽培種であるC.persicum種と芳香を有する野生種であるC.purpurascens種との種間交雑(中略)を行い、種子で増殖可能な交雑種(中略)の育成に世界で初めて成功した」(wiki)ものをもとにしているそうです。 ということで、シクラメンにはあまり興味がない、とか、室内に植物あまり置きたくない、って言ってるのに、シクラメンが3鉢、家の中にあるのでした…。…
もう1つ咲いているのは、ちょっと埃っぽい匂いw 本命は、沈黙中…。
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