昨日の記事のニリンソウと一緒に咲いていた花がありました。初めて見た花だったので家に帰って調べたら、
タチカメバソウ(立亀葉草、学名:Trigonotis guilielmii、ムラサキ科キュウリグサ属、多年草)というもののよう。
最初見たときは、ルリソウの白版?と思いました。が、ルリソウほど毛深くなく、もっと水っぽくって?、ポキッと折れやすい茎の質…。
北海道、本州に分布…。 5裂した花弁をもつ花の大きさは1cmほど。真っ白に見えたのですが、花色は白~水色のものがあるもののよう…。…
どちらにしても、私には撮りにくい色でした…。目で見てるぶんには、はっきりきれいに見えるんですけどね…。
枝先に総状花序を2つ出します。草丈は20cmほどなのですが、長く伸びた地下茎から、葉や花茎が立ち上がっています。

花に似合わない名前は、葉が亀の甲羅に似ていて茎が立ち上がっているから…。ちなみに、ツルカメバソウというのもあり、それは同じような花だけど、「葉腋から長い走出枝を伸ばす」(wiki)ということで、ちょっと蔓っぽいもののよう…。
ここではニリンソウとタチカメバソウが混じって生えており、右の写真のように両者で地上を覆っていました…。時期が少し早かったのか、葉は多かったけれど、花はぽつぽつという感じ…。
そのせいか、少しさびしげに見えたタチカメバソウ…。

山の湿ったところに生えるそうで、私が見たのも山からの水が流れている湿気ったところです。
流れの近くにはニリンソウが多く、少し離れた木陰で土の多そうなほうにタチカメバソウが多い感じでした。
亀だけに、水が好き……。
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