普段は素通りですが、花の時期にはちょっと気になる
アカソ(赤麻、学名: Boehmeria sylvestris、イラクサ科カラムシ属、多年草)です…。少しくすんだ薄ピンクの花が目に優しく、なんとはなしに慕わしかったりします。色づいた稲を背景に、いっそう、きれいに見えたので…。
地味ですが、いい色合いです。
生えている場所によっては、いかにも雑草っぽいですけど…。 アカソ、コアカソ、クサコアカソがあり、ぎざぎざの葉が、大きく3裂しているのがアカソの特徴だそう…。

花はアップで見ると、ウニのようですが、これは雌花…。赤みを帯びた茎に、薄ピンクの小さなウニがたくさん…。

下の方についていているのは、先に咲いた花が実になっているのかと思ったら、どうも雄花らしいです…。同じ茎の上に雌花、下に雄花をつけるそうで…。本当に花なのか確認に行こうと思うのに、ずっと雨続き…。
この写真はおとといの少しの晴れ間に撮ったもの…。

アカソ(赤麻)は、古代から糸・布として用いられ、茎や葉柄が赤いのでアカソと呼ばれるそうです。カラムシ、ヤブマオといった同様に繊維を利用していた植物も身近に生えているはずなので、今度は比べてみたいです。…
似たような花で、白くて背が高いのとか、ちょこちょこ生えていたりします…。
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